おはようございます。
名古屋の塗床、防水レジンテクニカの今野です。
夏もまもなくすぎ、少し暑さが和らいできた今日この頃です。今年の夏は、家族、兄弟ともに海や山、川に行く事ができ夏遊びを満喫した夏休みとなりました。来年もまた行けるように、仕事も日常生活も頑張っていきたいと思います。
本日は、名古屋市名東区でラーメン屋さんでの施工になります。
施工内容としまして、グレーチング部分以外で剥がれや劣化がみられるため、全体的に改修させていただきました。
理由としまして、熱湯を使われる状況下でエポキシを使用されていました。エポキシの耐熱温度は、40度程度とされています、一部のエポキシでも80度のものがありますが、使用されている熱湯はあ90〜100℃になります。その際に材料に伸縮がおきます、伸びたり縮んだりが材料に対しておきます。それによって割れや浮きなどが発生し、結果剥がれにつながります。必ずではないですが、耐熱性というのはこういった材料に変化が起きないため、長持ちするという事になります。
施工内容や価格で判断してしまいがちですが、なぜその塗料なのか、なぜその仕様なのかを知ることが長期的に考え必要になります。
時間も限られている中施工するなら、早く工事を進める必要があります。全てにおいて理由があり、同じ項目でも施工する内容は違います。私たちは、下地造りにこだわり、仕様にこだわります。なぜなら、サイクルコストを考え結果費用が抑えられることを知っているからです。確かにコストだけで見れば同じ仕様でとは、思ってしまいますが違いがあるという事を、忘れずに検討していただけたらと思います。
それでは工事に戻ります。
まずは撤去から進めてまいります。
外周を縁切りするためカッター処理を行い縁切りをしました、その後下地処理として削り、研磨を行いました。研磨といっても何種類かありますので、内容についてはしっかりと質問しておく事が重要です。下地処理を終え、清掃をおこない、塗装作業に入っていきます。金鏝を何種類かを使い勾配を意識して広げていきます。こてを使い分ける事によって、こての跡がでないようにしています。そして、最後に仕上げ後の状況になります。
機械側や壁側がすこしでも高くなるように、勾配を考えて施工させていただきました。
今回は耐熱性、軽防滑性のある材料、水性硬質ウレタンのモルタルでの施工をさせていただきました。
水や、温水にも強く比較的に滑りにくい仕様となっております。適材適所にあった材料を選別して提案させていただきます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは今日も良い1日をお過ごしください。