おはようございます!
名古屋の床塗装のレジンテクニカの今野です。
朝が寒くて暖かい布団が気持ちいい時期になりました、紅葉もピークになるので家族で紅葉狩りに行きたい今日この頃です。
寒暖差が大きい毎日が続いていますので、年末にむけて体調管理を行なって参ります。
さて、本日は岐阜県中津川での施工事例になります。工場の種別は製品工場になります。現状の床の劣化がみられましたので、塗り替え工事と既存塗装を撤去してエポキシ流しのべ工法で施工させていただきました。
エポキシ樹脂は、一般的に多く使われている材料なので、施工性も良く、改修工事も行いやすい材料になります。エポキシのみで塗装する(1〜2mm程の厚み)こともできますし、樹脂モルタル(3〜10mmの厚み)を組み合わせることで床の凸凹を改善しつつ、耐久性の高い床材にもなります。
エポキシと相性のよい会社さんとしては
・人の歩行がメインでの使用をされる会社さん
・製品や物を落とすリスクが少ない会社さん
・製品を作っているが、比較的作っている製品が軽い物で落としても、エポキシが割れるおそれがない会社さん
・フォークリフトを使用される
などが挙げられます。
今後もメリット・デメリットを伝えつつ更新してまいります。
さて、今回の施工前の写真になります。
上記は長尺シートのエポキシ系ボンドとエポキシの撤去をおこないました。
上記は元々の塗床が健全なので、研磨をおこない、オーバーレイ(塗り替え)を行いました。
撤去作業後プライマーを施工し、ベースコート(下塗り)を行いました。
ベースコート完了になります。一見仕上がっているようにみえますが、まだ下塗りになります。
最後にコテ塗りにて上塗り仕上げを行いました。
コテでの塗装のメリットとして、
・溶剤の使用が抑えられるため、質の高い床ができます。
・一度の塗装で厚みがつけられることで、耐久性の高い床に仕上がる。
・均一の厚みが保てるため、全体的に強度のある床に仕上がる。
・仕上げの表面が平滑に仕上がる。
・清掃もしやすい。
・美観性も高い などがあげられます。
材料を多く使えば金額は高くなりますが、高強度かつ質の高い床に仕上がります。価格も重要ではありますが、全ては下地処理や塗装の工程など、すべてのバランスが重要です。
コテでの仕上げでは、ローラーの塗装ではできない事があります。厚みの均一性や強度に関しては、コテの塗装を選択する必要があるがあります。すべてを理解するのは難しいですが、価格のみで判断をされると失敗される可能性があることを理解して判断していただきたいと思います。
メリット、デメリットをしっかりと理解されて判断する事が重要ですね、私自身もしっかりと伝えられるように準備してまいります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、今日も良い1日をお過ごしください。