塗床(ぬりゆか)ローラー塗装 ローラーコーティングとは 工場編

おはようございます!

レジンテクニカ今野です、3月になり少し暖かくなってきた今日この頃、私の息子も卒業式を迎えることが出来ました。また新しい環境へとなっていくことで、また一段と成長していく事が楽しみです。

さて、本日は工場、倉庫の床塗装(塗床)について、お話ししていきたいと思います。

お見積もりする中で、工法(どんな作業します)の中身についてお話しします。

よくある質問として、

床塗装では、大きく二つに工法が分かれています。

一つはローラーで塗る方法と、

左官のコテといわれるもので塗る方法の二つになります。

ローラー塗装(ローラーコーティング)工法

のメリットとしては、

材料使用量が少ないため比較的安価にできる。

・壁のような部分から床に幅広く使用できる。

・塗る厚みが少なく、段差になりにくい。

下記の写真はエポキシをコテで塗装し、そのあとローラーにて塗装をする方法になります。

下地が綺麗なので、使用量も抑えられてとても綺麗になります。

オススメな工場

自動車部品工場 ・ 精密機械工場 ・ 自動車整備工場

オススメ使用場所

フォークリフトなどの通行される通路 ・ 薬品を使用する実験室 ・ 学校の研究施設

車両が入るなどがある際にはコテの塗装が良いかと思いますので参考にして下さい。

材料によっては匂いが比較的すくないものもあります。

この仕様では、エポキシは紫外線によって変色しますが、このローラー塗装を施工する事で変色防止の塗装になり、なおかつ耐薬品性があがるので、洗剤や油などの汚染が緩和されます。

塗料もさまざまなものがありますので、現場の状況に合ったものを選んでいきます。

他の例を挙げますと、

下記のような工場があります、あきらかに先程の下地の状況とは変わり、油やはがれが各所にみられますね。この上から塗装すると下地がガタガタのために、塗料を多く使用しますし、油のうえに塗ることになるため接着せず1週間ではがれに繋がるケースがあります。こういった状況の際には、レジンテクニカまでご相談ください。

次にローラー塗装のデメリットとしては、

ガタつきが直らないため下地コンクリートの状況と同じ仕上がりになる。

塗装の厚みが薄いため、摩耗すると下地が出できてしまう。

下地に塗装がある場合には塗料をおかしてしまうことで、シワシワになったり塗料が溜まってしまうと固まらず翌日でも乾かないような状況が考えられます

工場の方は自分達でも塗る機会がある仕様なので、上記の内容には十分注意してください。薄く均一に塗る必要があります。できれば2液のものを使用したほうが品質の良いものが多いのでぜひご検討下さい。

度々言っていますが床が油が残っていては意味がありません。自社で塗りたいけれど下地処理だけでもしてほしいということでもご相談下さい。

自分達では不安な人は、レジンテクニカまでお問い合わせください。

愛知、三重、岐阜を中心に活動していますので宜しくお願いします。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

コテ塗装については、また別の機会にしたいと思います。

それでは今日も良い1日をお過ごし下さい。                      株式会社 レジンテクニカ 

                                 代表取締役  今野雄次郎


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