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2025.07.24

厨房の安全対策に必須! 水性耐熱床が注目される理由

水や油、高温、洗剤などが日常的に使われる厨房では、床面にかかる負担が非常に大きくなります。滑りやすい状態が続けば、従業員の転倒事故につながり、ひび割れや剥がれが発生すれば、衛生面や安全性にも影響を及ぼす恐れがあります。そのため、耐久性と清掃性を兼ね備えた床材の導入が重要です。

こうした厳しい使用環境に対応できる床材として注目されているのが「水性耐熱床」です。無臭の水性タイプで施工時の安全性が高く、耐熱水性・抗菌性・難燃性といった性能をバランスよく備えており、食品工場や飲食店の厨房で採用が進んでいます。

この記事では、水性耐熱床が厨房環境に最適とされる理由や、施工において欠かせない“下地処理”のポイント、さらに短時間で高品質な仕上がりを実現するレジンテクニカの施工体制について詳しく解説します。



■ 厨房に求められる床性能とは?
飲食店や食品工場などの厨房エリアでは、床が常に高温・高湿・油汚れ・洗剤などにさらされています。そのため、一般的な床材ではすぐに劣化してしまい、清掃やメンテナンスにも手間がかかるという課題が発生します。安全かつ衛生的な厨房環境を維持するためには、床材に「厨房に特化した性能」が必要不可欠です。

- 常に水と熱にさらされる過酷な環境
厨房では、調理や洗浄作業で大量の水やお湯が使用され、床が濡れた状態になることが日常的です。また、鍋やフライヤーなどの熱源からの熱、水蒸気、洗浄用の高温水などが床に直接影響を与えるため、耐水性・耐熱性の両方が備わっていないと、早期にひび割れや剥がれなどの不具合が起こります。

- 衛生管理を支える防滑性・抗菌性
調理中の食材や油分の飛散によって、床が滑りやすくなる厨房では、防滑性の高い床材であることが必須です。滑りにくい床は、従業員の転倒事故を防ぐうえで非常に重要なポイントです。また、菌やカビの繁殖を抑える抗菌性能を持った床材を選ぶことで、食の安全と衛生管理にもつながります。

- 耐久性とメンテナンス性の両立が鍵
床材が摩耗しやすかったり、定期的な補修が必要になる素材では、営業に支障が出たり、長期的な維持費がかさんでしまいます。厨房に求められるのは、耐久性に優れ、なおかつ日々の清掃がしやすい床材です。油や汚れがしみ込みにくく、簡単に拭き取れる表面性状を持つことも大きなポイントです。

- 安全対策としての床材選びの重要性
厨房での事故の多くは、「足元の滑り」に起因しています。厨房の床は「安全対策の一部」として考えるべき要素であり、適切な床材を選ぶことが、従業員の安全確保にも直結します。見た目の美しさだけではなく、機能性・安全性・清掃性を総合的に備えた床こそ、厨房にふさわしいといえるでしょう。



■ 水性耐熱床とは?厨房に適した理由
厨房のような高温多湿かつ衛生管理が求められる環境には、従来の床材では対応しきれないケースが多くあります。そんな中で注目されているのが「水性耐熱床」です。水性であるため無臭かつ安全性が高く、さらに耐熱性・耐水性・抗菌性を兼ね備えた塗床材として、飲食店や食品工場の厨房床に広く採用されています。

- 水性で無臭、施工中も安心
水性耐熱床は、その名の通り水を主成分とした塗床材です。施工中に発生するにおいや有害物質が少なく、施設内での営業を継続しながら施工が進められる点も大きなメリットです。特に食品を扱う現場では、施工中のにおいや揮発成分がトラブルの原因になることがあるため、水性であることは重要な条件の一つです。

- 耐熱水性に優れた塗床材
調理や洗浄で使われる高温水や油などが日常的に床にこぼれる厨房では、耐熱性がない床材ではすぐに変色や劣化が進んでしまいます。水性耐熱床は、そうした高温・高湿環境にも耐えられるように設計されており、長期間にわたり性能を維持することが可能です。熱湯や高温の洗剤にも耐えうる強さが、厨房床としての採用を後押ししています。

- 難燃性と抗菌性で厨房の安全性を確保
厨房では火を扱うため、床材に求められるのは“燃えにくさ”も重要なポイントです。水性耐熱床は難燃性に優れており、万が一の火災リスクにも配慮された仕様となっています。さらに抗菌性も兼ね備えており、カビや雑菌の発生を抑える効果があるため、衛生基準が高い現場でも安心して使用できます。

- 食品工場でも多く採用される信頼の実績
この塗床材は、実際に多くの食品工場や大型厨房で採用されています。食品の安全管理や作業者の安全性が問われる現場でも、性能の高さが実証されており、厨房床に必要とされる条件をバランスよく満たしていることが理由です。信頼性の高い材料として、今後ますます注目されていくでしょう。



■ 施工前の下地処理が仕上がりを左右する
厨房の床に水性耐熱床を施工する際、最終的な仕上がりや耐久性に大きく影響を与えるのが「下地処理」です。塗料の性能や職人の技術だけでは、長期間安定した状態を維持することはできません。見えない部分こそ、丁寧で確実な準備が求められます。

- 床材の密着性を高める要となる工程
塗床材がコンクリートにしっかり密着するためには、表面の状態を最適に整える必要があります。表面に微細な凹凸を作ることで塗料との接着面積が増し、密着性が大きく向上します。下地を整える工程は、塗膜の耐久性を高めるための土台づくりともいえます。

- 不十分な処理は剥がれや膨れの原因に
十分に下地処理を行わないまま塗装をしてしまうと、数ヶ月から数年のうちに塗膜の膨れや剥がれといったトラブルが起こる可能性が高まります。床材の本来の性能を発揮するためには、施工前の丁寧な処理が欠かせません。塗料選びだけでなく、その“受け皿”である下地の状態が非常に重要です。

- 研削・研磨による下地調整の重要性
施工前には、コンクリート表面に残った古い塗膜や油分、埃、レイタンスと呼ばれる脆弱層を除去する作業が必要です。この作業を怠ると、せっかくの塗床材もすぐに不具合を起こすことになります。専用の機械を使った研削・研磨で下地をきれいに仕上げることが、安定した塗布につながります。

- レジンテクニカの自社一貫施工体制
下地処理から仕上げまでを一貫して行う体制により、現場ごとの状態を細かく把握し、最適な処理方法を選ぶことが可能です。外注業者を使わないことで、工程管理や品質管理の精度が高く、トラブルのリスクを最小限に抑えながら、高品質な塗床施工を実現しています。



■ 水性耐熱床の導入で得られるメリット
厨房に適した床材を選ぶことで、作業効率や安全性、衛生管理の質が大きく変わってきます。水性耐熱床はそのすべてをバランスよく兼ね備え、厨房内の環境を総合的に改善する力を持った塗床材です。

- 従業員の転倒リスクを軽減
滑りやすい床は厨房事故の大きな要因の一つです。防滑性のある水性耐熱床は、床が濡れたり油分が付着した場合でも、足元の安定感を保つことができ、従業員の転倒を防ぐ対策になります。安全に作業できる環境は、作業効率の向上にもつながります。

- 床面の劣化を抑えて長持ち
高温水や調理時の油分、洗剤などに繰り返しさらされる厨房では、床の劣化が避けられません。耐熱性と耐水性を備えた水性耐熱床は、こうした要因によるダメージを受けにくく、ひび割れや変色といった劣化症状を長期間にわたって抑制することが可能です。

- 衛生管理のしやすい厨房環境へ
日々の清掃がスムーズに行える床は、厨房の衛生維持において大きな強みとなります。抗菌性に優れ、汚れが床に染み込みにくい特性を持つ水性耐熱床は、拭き掃除や洗浄作業の手間を大幅に軽減します。菌の繁殖を防ぎ、食材を扱う環境にふさわしい清潔さを保つことができます。

- 塗り替え頻度が減りコスト削減にも貢献
耐久性の高い床材を採用することで、定期的な塗り替えや補修の手間が減り、長期的に見たときのメンテナンスコストを抑えることができます。一度の施工で長持ちするため、稼働を止める回数も少なく、営業スケジュールへの影響を最小限にとどめられるのも大きな利点です。



■ 厨房床工事の流れと施工期間
水性耐熱床を導入する際には、厨房の使用状況や稼働スケジュールに合わせた柔軟な対応が求められます。床工事の質だけでなく、施工にかかる期間や工程の丁寧さも、安心して任せられるかどうかの重要な判断基準です。

- 現地調査から最適な塗料と工法を選定
まず最初に行うのが、現地調査です。厨房の床材の状態や使用頻度、水や熱の影響、劣化の進行具合を確認し、その結果をもとに最適な塗料と工法を提案します。床の状態に応じて、研削・研磨の深さや塗布層の厚みなども調整されるため、事前の調査が非常に重要です。

- 下地処理から仕上げまで自社施工
調査が完了したら、既存床の清掃・研磨・油分除去などの下地処理を行い、その後に塗床材の施工を進めていきます。水性耐熱床は塗布後の乾燥硬化に時間がかかりにくいため、スピーディーな施工が可能です。下地処理から仕上げまでを自社の職人が一貫して行うことで、品質のばらつきを防ぎ、安定した仕上がりを実現します。

- 短時間施工で営業への影響を最小限に
厨房の床工事では、店舗や施設の営業に影響を与えないよう、施工期間の短縮が求められます。塗料や工法の選定によっては、最短で半日〜1日程度で施工が完了するケースもあり、休業日や営業時間外での施工にも対応可能です。無駄なダウンタイムを避けたい現場でも安心して依頼できます。

- 厨房稼働日程に合わせた柔軟な対応も可能
営業日や仕込みスケジュールに合わせた工事日程の調整にも対応しています。事前の打ち合わせで細かく希望をヒアリングし、日程や時間帯、工事区画の分割など、できる限り厨房業務に支障をきたさないよう配慮した施工計画を立てることができます。



■ レジンテクニカが厨房床工事で選ばれる理由
厨房の床工事には、見た目の美しさだけでなく、安全性や耐久性、衛生面での配慮も求められます。水や熱、油が絶えず床に影響を与える現場では、確かな知識と経験を持つ業者に任せることが重要です。数多くの厨房床工事を手がけてきたレジンテクニカが選ばれる背景には、いくつもの理由があります。

- 20年以上の経験と専門的な知識
豊富な施工実績により、厨房床に必要な性能や施工の注意点を熟知しています。長年培ったノウハウをもとに、耐熱性・防滑性・抗菌性など、使用環境に適した性能を持つ床材を的確に選び出し、現場ごとに最適な提案が可能です。

- 下地処理から仕上げまで自社職人が対応
全ての工程を自社の職人が対応するため、品質にばらつきが出にくく、安定した仕上がりが期待できます。状況に応じて現場で柔軟に判断しながら施工を進められるのは、自社一貫体制ならではの強みです。

- 多種多様な塗料から最適な選定を実施
厨房には耐熱性や耐湿性、清掃性など多くの機能が求められます。多種多様な塗料の特性を理解しているからこそ、施工現場に最もふさわしい塗料の選定が可能になります。塗料の性能だけでなく、施工後のメンテナンス性にも配慮しています。

- 代表自ら現場に足を運び、的確な提案
現場任せではなく、代表自らが打ち合わせや調査に赴き、施工対象となる厨房の状態を細かく確認します。設備や稼働状況、施工可能な時間帯などを総合的に判断し、施設側の負担を最小限に抑えた施工計画を立てることができます。



■ まとめ
厨房の床は、安全性・衛生性・耐久性すべてが求められる、非常に過酷な環境にあります。滑りやすさや劣化といった課題に対し、水性耐熱床は防滑性、耐熱水性、抗菌性など多くの面で高い性能を発揮し、厨房の床材として非常に有効です。無臭で水性という性質から施工時の安全性も高く、稼働中の厨房でも施工が可能なのも大きな利点です。

こうした高機能な床材の効果を最大限に発揮するには、事前の下地処理が非常に重要です。表面処理や研磨を丁寧に行うことで、密着性が高まり、塗床材の耐久性と仕上がりの品質が大きく向上します。施工工程全体を一貫して担える施工会社を選ぶことで、トラブルの少ない、信頼性の高い床工事が実現します。

レジンテクニカでは、床工事専門業者として20年以上の経験を活かし、厨房の現場に最適な塗料選定と高品質な自社施工を提供しています。安全で衛生的な厨房環境づくりをお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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