おはようございます
レジンテクニカの今野です。
先日息子が私立の入試を受験しました。毎日、自主的に勉強をしている所をみて、凄いなあと日々関心する所です、自分も新たな事にチャレンジする気持ちを忘れずに邁進していきます。
さて、本日は愛知県豊田市での工場床塗装工事になります。
今回の改善ポイントとしまして、
・床塗装の各所剥がれを撤去後、樹脂モルタルにて下地を打設(厚みとしは5〜15ミリ)して、ラインを施工しました。
・土間に打ち継ぎ目地があるため、床に亀裂(クラック)があったため、打ち継ぎ目地をしっかりと露出させ樹脂モルタルを目地に充填しました。
施工前状況としては、このような状況になります。
下地コンクリートが露出している部分もあり、塗装が接着するための下地を作る作業として、削り作業を行ってまいります。
このように下地を削りこんで、端部は段差にならないよう5ミリほど削り掻き込み目地を施工しております。
掻き込み目地とは
・塗装の付着性を良くするために入れる、目地になります。
・使用する材料によっては必ず、掻き込み目地を入れないといけない仕様もあります。
そして、樹脂モルタルを打設しました。
段差や目地などが一度で直すことができ、このあとで上に塗る上塗り塗装材との付着が良くなります。
下地コンクリートに水分が含まれる際も、樹脂モルタルを打設する事によって、今後水分によってエポキシやウレタンの厚膜の流しのべでおこる膨れが予防できます。
その後、目止めを行い仕上げを行ないました。
仕上げ状況はこのようになります。
今回は仕上げ材としてエポキシの厚膜で、平米あたり約1kgほど使用して、仕上げを行いました。
床の塗装工事では、厚みをもたせることができる流しのべ工法という金コテを使用した工法をメインに行います。流しのべをする事によって床のガタガタの部分や凹みがある所に厚みをつけたりする事ができます。
最後にラインを入れて工事完了しました。
ラインが入るとメリハリがでて、視認性が良くなりますよね、ラインがあるかないかは工場によって様々ですが、安全通路を作ったり、歩行帯を作る際にはとても良いですので、ご検討してみては如何でしょうか、床工事をする事で工場内の安全性も高まり、キレイな床になる事で従業員様の片付けの意識も自然と促す事ができるのではと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
床工事は仕上げると同じような仕上げですが、そこに行きつくまでの過程が非常に重要になります。下地処理にこだわっていますので、その際にはレジンテクニカを指名いただきたいと思います。
それでは、今日も良い1日を。