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2025.09.24

現場の安全性を高めるために!フォークリフトの床対応を強化

フォークリフトが頻繁に行き交う工場や倉庫では、床の状態が作業の安全性や効率に直結します。ひび割れや段差、摩耗が進んだ床を放置すると、事故の原因になるだけでなく、機材や商品への影響が出ることもあります。

特に重機が繰り返し通行する現場では、床材の選定や施工方法に加え、基盤となる下地の状態も重要なポイントになります。どれだけ良い塗料を使っても、下地が不安定では仕上がりに差が出てしまうため、見た目だけでなく構造から整えることが欠かせません。

この記事では、フォークリフトが走行する環境に適した床対応について、注意すべき点や対応方法、そして下地処理の重要性を含めて解説していきます。



◼︎フォークリフトが通行する床に求められる性能とは

フォークリフトが頻繁に走行する現場では、床面への負荷が想像以上に大きくなります。長時間・長期間使用することを前提に考えると、初期の仕上がりだけでなく、耐久性や安全性の面でも確かな性能が求められます。

- 繰り返しの走行に耐える強度
荷物を載せたフォークリフトが繰り返し通過することで、床には大きな圧力と摩擦がかかります。このため、表面だけでなく下地からしっかりとした構造が必要となり、強度の高い塗料や工法の選定が重要になります。

- 滑りにくさと安全性の確保
油分や水分が発生しやすい現場では、滑りやすい床が事故につながる恐れがあります。すべりにくい床仕上げにすることで、フォークリフトの操作ミスや転倒などのリスクを軽減し、安全性の向上につながります。

- 床面の摩耗・ひび割れへの対応
走行時の摩耗によって、塗膜が削れたり、ひびが入ったりすることがあります。初期段階での小さな劣化を見逃すと、次第に床全体にダメージが広がってしまうため、耐摩耗性のある床材を選ぶことや、定期的な点検も含めた対応が必要です。



◼︎床の劣化が現場に与える影響

フォークリフトが通行する床は、日々の使用によって少しずつ傷みが進行します。見た目ではわかりにくい変化も多く、気づいたときには作業や安全に影響が出ていることもあります。定期的な確認と早めの対応が、現場全体の安定した運用につながります。

- 段差やひびによる事故リスク
床にできたひびや段差は、小さなものでもフォークリフトの通行に支障をきたす可能性があります。タイヤが引っかかって急停車したり、荷物が傾いたりすることで、作業者や周囲への危険が発生することもあります。

- フォークリフトの走行効率の低下
床が滑りやすかったり、デコボコが多くなると、フォークリフトの走行に無駄な動きが増えてしまいます。スピードが落ちたり、方向転換がしづらくなったりすることで、作業の効率が下がる要因にもなります。

- 商品や機材へのダメージ
不安定な床の上を走行すると、積載物が揺れやすくなります。それによって、荷物が崩れたり、繰り返しの振動で精密機器に負担がかかったりすることもあります。床の状態は、物だけでなく設備全体にも関係してくる要素のひとつです。



◼︎下地処理が床工事の仕上がりを左右する理由

床工事において、見た目や塗料の種類ばかりに目が向きがちですが、実際には「下地処理」が仕上がりと耐久性を大きく左右します。どれだけ高性能な塗料を使っても、下地が不十分であれば、早期にトラブルが発生する可能性があります。

- 塗床の密着性と耐久性の関係
塗料が床にしっかりと密着するためには、表面に余分な汚れや油分、湿気が残っていないことが前提となります。下地処理を丁寧に行うことで、塗膜が剥がれにくくなり、耐久性の高い床に仕上がります。

- 下地の状態がそのまま表面に出ることも
ひび割れや段差、凹凸が残ったまま塗装をすると、それらが塗膜の上からも見えてしまいます。美観だけでなく、フォークリフトなどが通る際の安全性にも影響するため、事前の補修や研磨などの処理が不可欠です。

- 表面処理と同じくらい大切な工程
床の仕上げというと、塗る作業が主と考えられがちですが、実際には下地処理にかける手間と時間が、全体の品質を決める要因となります。しっかりとした準備があってこそ、塗料の性能を最大限に発揮できる施工が実現します。



◼︎フォークリフト対応の床材と工法の選び方

フォークリフトが走行する床は、荷重や摩耗の影響を受けやすいため、使用する塗料や施工方法の選定が仕上がりと長持ちに直結します。用途や環境に合った選び方をすることで、メンテナンスの手間も軽減できます。

- 耐摩耗性に優れた塗料の種類
使用環境によって求められる性能は異なりますが、フォークリフトが通る現場では特に「耐摩耗性」に注目する必要があります。たとえば、エポキシ樹脂やウレタン系塗料は強度が高く、工場や倉庫など多くの現場で使われています。

- 用途に合わせた工法の違い
単に塗るだけではなく、下地の状況や求められる性能に応じて、流しのべ、厚膜仕様、樹脂モルタルなど複数の工法から選ぶ必要があります。通行量や荷重、温度環境によって、適した施工方法が異なります。

- 短時間施工が求められる現場への配慮
24時間稼働している工場や、稼働停止できない物流センターなどでは、短期間での施工が求められるケースもあります。速乾性の高い塗料や、施工当日に再使用可能な工法を採用することで、業務に支障を出さずに対応できます。



◼︎段差や傾きがある床の補修について

フォークリフトが通行する現場では、床にできたわずかな段差や傾きが思わぬトラブルの原因となることがあります。目立たないからといって放置しておくと、作業効率だけでなく安全性にも影響が出るため、早めの補修が求められます。

- わずかな段差が車両に与える影響
小さな段差であっても、フォークリフトの走行中には衝撃として伝わりやすく、荷崩れや機械の劣化につながる可能性があります。特に重量物を扱う現場では、荷物が安定せず作業に支障をきたすことがあります。

- 通行の安定性を保つための補修方法
床の段差や傾きを補修する際には、既存の床材や使用条件に合わせて、適切な材料と施工方法を選ぶことが重要です。補修後も違和感のない仕上がりにすることで、フォークリフトや作業員の動線を妨げることなく、安全性を保つことができます。

- 短時間での施工が可能な樹脂モルタル
工場や倉庫など、日常的に稼働している現場では、長時間の工事が難しい場合もあります。そうした場面では、硬化が早く、施工後すぐに使用できる樹脂モルタルによる補修が適しています。短時間での対応が可能なため、業務への影響を最小限に抑えながら補修を進められます。



◼︎株式会社レジンテクニカが行う床対応工事

フォークリフトが走行する現場では、床の状態が作業の安全性や効率を大きく左右します。そのため、床工事は下地処理から仕上げまでを丁寧に行うことが欠かせません。経験に基づいた対応により、長く安心して使用できる床環境を整えています。

- フォークリフト対応床の施工実績多数
工場や倉庫などの現場において、フォークリフトが頻繁に出入りする床の施工実績が豊富にあります。耐摩耗性や滑りにくさといった要素を考慮し、用途に応じて塗料と工法を組み合わせることで、それぞれの現場に適した仕上がりを提供しています。

- 代表が現場に立つことでの安心感
打ち合わせや施工の際には代表が現地に足を運ぶこともあり、現場を直接確認しながら適切な提案を行っています。実際に利用する方の視点を大切にし、無理のない計画とわかりやすい説明を心がけています。

- 下地処理から仕上げまで一貫施工
塗料の性能を十分に発揮させるには、丁寧な下地処理が欠かせません。既存の塗膜やコンクリートの状態を確認し、必要に応じて研磨や補修を行ったうえで施工を進めています。下地から仕上げまで一貫して対応することで、品質の安定した工事が可能となります。



◼︎まとめ

フォークリフトが走行する床は、日常的に大きな負荷を受けており、放置すると安全性や作業効率に影響が出やすくなります。摩耗や段差などの小さな不具合でも、早めに対応することで事故やトラブルを防ぐことにつながります。

床工事を検討する際には、塗料や工法の選定だけでなく、下地処理を丁寧に行うことが非常に重要です。基盤が整っていなければ、どれだけ良い材料を使用しても長持ちしないため、施工の質を大きく左右する工程といえます。

株式会社レジンテクニカでは、現場の状況に合わせた塗料と工法をご提案し、下地処理から仕上げまでを一貫して施工しています。ぜひ一度ご相談ください。

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