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使い勝手を考えた塗床工事
株式会社レジンテクニカは名古屋市を中心に塗床工事、段差解消工事、床面研削・研磨工事を行っています。
工場や倉庫、店舗、住宅など、建物の種類を問わず、その用途に応じて最適な塗料、工法をご提案いたします。
As flooring construction professionals, we meet our customers' expectations.
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NEWS
お知らせ
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2025.11.12
なぜ工場の床に段差ができるのか?意外な原...
工場や倉庫の床で、気づかないうちにわずかな段差ができていたという場面は、それほど珍しくありません。最初は気にならない程度でも、徐々に大きくなっていくと、作業のしづらさや安全面での不安につながることがあります。
段差が発生する背景には、床表面の摩耗だけでなく、下地の沈み込みや温度変化による伸縮など、複数の要因が関係していることが多いです。そのため、原因を正しく把握し、状況に応じた対策を考えることが重要です。
この記事では、工場や倉庫の床に段差が生じる主な原因を整理しながら、起こりうる影響や対処の方法についてわかりやすく紹介します。
◼︎工場や倉庫の床に段差ができる理由とは
床に生じる段差は、日常的に人や車両が出入りする工場や倉庫などで比較的よく見られる現象です。目立つようになるまでには時間がかかりますが、原因を知っておくことで、早い段階での対応がしやすくなります。
- 長年の荷重による床の沈下
一部に荷重がかかり続けると、床の下地が少しずつ沈み込むことがあります。特にフォークリフトなどの重量車両が何度も往来する場所では、局所的な沈下が発生しやすくなります。初期のうちはわずかな傾きでも、時間の経過とともに段差として現れてくることがあります。
- 熱や湿気の影響による膨張・収縮
温度や湿度の変化によって、コンクリートや床材がわずかに伸びたり縮んだりすることがあります。この繰り返しが床面のひび割れや反りを引き起こし、それが段差の原因につながる場合もあります。湿気が多い場所や寒暖差の大きいエリアでは、こうした影響を受けやすくなります。
- 車両走行による表面の摩耗
床の上を車両が通過するたびに、少しずつ表面がすり減っていきます。とくに旋回や停止が多い場所では、摩耗の進み方に偏りが出ることがあります。その結果、床の高さに違いが生じ、段差として目立つようになることがあります。
◼︎段差を放置することで起きる問題
工場や倉庫の床にできた段差は、小さなものでも見逃さないことが大切です。そのままにしておくと、安全面の不安や作業効率の低下など、さまざまな場面で影響が出てくる可能性があります。
- 人の転倒やけがのリスク
歩行中に足を取られてしまうと、思わぬけがにつながる恐れがあります。特に、荷物を運搬しているときや足元が見えにくい状況では、段差によるつまずきが起こりやすくなります。作業者が安心して移動できるよう、床の状態には一定の配慮が求められます。
- 製品や機材の破損につながる恐れ
運搬中の段差によって台車が揺れたり止まったりすると、荷物の安定が崩れやすくなります。わずかな衝撃でも、中身の破損や商品の傷みにつながることがあります。積み重ねた資材や精密な機器を扱う現場では、特に注意したい点です。
- 業務の効率低下や動線の乱れ
段差があることで、作業の流れがスムーズに進まなくなる場面があります。たとえば、同じルートを避けて通行するようになれば、動線が変わり作業時間が延びてしまうことも考えられます。小さな段差でも、積み重なると作業全体に影響を与えることがあります。
◼︎段差の原因は床表面だけではない
段差が目に見えるのは床の表面ですが、実際にはその下にある構造や周囲の環境が関係していることもあります。表面を直すだけでは改善されないこともあるため、原因を正しく把握することが重要です。
- コンクリート下地の劣化
床の下には、基礎となるコンクリート層が広がっています。この部分がひび割れたり、強度が低下したりすると、床全体の安定性に影響が出てくることがあります。表面だけを見て問題がなさそうに見えても、下地が傷んでいると段差が再発しやすくなります。
- 施工時の不備や地盤の影響
初期の施工で十分な養生や締固めが行われていなかった場合、時間が経つにつれて床が不均等に沈むことがあります。また、地盤の強さや水はけの状態も関係してくるため、地域の特性によっては注意が必要です。こうした要因が重なると、段差ができやすくなることがあります。
- 経年変化による目に見えないゆがみ
長年にわたる温度変化や荷重の繰り返しにより、床材そのものや下地が少しずつゆがんでくることがあります。このような変化は急には現れず、じわじわと段差となって表面にあらわれることが多いです。定期的な点検を行うことで、早めに兆しをつかむことができます。
◼︎段差を解消する主な工法
床に生じた段差を直すには、現場の状況や使用条件に合った方法を選ぶことが大切です。段差の大きさや周囲の状態によって、施工内容は変わりますが、いずれも丁寧な処理を行うことで仕上がりの安定につながります。
- 樹脂モルタルによる補修
細かな段差や部分的なへこみには、樹脂モルタルを使う方法がおすすめです。硬化が早いため、短時間で作業を終えることができ、補修箇所が目立ちにくく仕上がるのも特徴です。強度の面でも信頼性があり、歩行や車両の通行にも十分対応できます。
- 研磨・研削による高さ調整
段差の高さが一定以上ある場合には、床面を削って高さを合わせる方法が有効です。高くなっている部分を機械でなだらかに削ることで、つまずきにくくなります。必要以上に削らず、床全体とのバランスを見ながら調整することで、床への負担を抑えることができます。
- 塗床仕上げによる段差のなじませ
補修した箇所を含めて全体を塗り直すことで、段差を目立ちにくくする方法もあります。塗料の厚みで微調整しながら表面を整えるため、見た目がなめらかになるほか、防滑性や耐久性を加えることも可能です。仕上がりの質感を揃えたい現場に向いています。
◼︎下地処理が段差解消の品質を左右する
段差の補修では、目に見える仕上がりだけでなく、下地がしっかり整っているかどうかも非常に重要な要素です。表面を塗り直すだけでは、一時的に見た目が整ったように感じても、時間が経つと再び段差が現れることがあります。長く安定した状態を保つには、下地処理の丁寧さが欠かせません。
- 適切な処理で耐久性が変わる
床材の下にある層にゆるみや浮きが残ったまま仕上げをしてしまうと、いずれ表面にゆがみやヒビが現れることがあります。下地をしっかりと処理しておくことで、塗料やモルタルが安定して密着し、結果として長持ちしやすくなります。
- 下地の状態に応じた施工が必要
一見すると問題がなさそうに見える床でも、実際には内部に水分が残っていたり、表層が粉をふいていたりすることがあります。状態をきちんと見極めたうえで、必要に応じて研磨・乾燥・補強などを行い、施工に適した下地に整えることが大切です。
- 見た目だけで判断せず内部まで確認
表面に段差があった場合でも、その原因が下層にあるとは限りません。補修を行う前に、ひび割れや沈下の有無、下地の強度などを丁寧に確認しておくことで、再発のリスクを減らすことができます。仕上げの見た目だけでなく、内部の状態まで把握したうえで施工することが、品質を左右します。
◼︎レジンテクニカによる段差解消工事の特徴
段差補修を行う際には、見た目だけでなく、耐久性や安全面まで配慮した施工が求められます。現場の環境や使用状況に合わせて方法を選ぶことが、長く安定した床につながると考えています。
- 下地処理から一貫して自社対応
施工はすべて自社の職人が対応しています。外部に委託せず、自分たちの手で責任を持って進めることで、現場に応じた判断や調整がしやすくなります。工程を分けずに一貫して取り組むため、作業の流れも把握しやすく、状況に合わせた柔軟な対応が可能です。
- 現場状況に応じた塗料と工法の提案
段差の補修では、床の素材や使用条件によって適した材料や施工方法が異なります。たとえば、頻繁に車両が通る場所、熱や水分の影響を受けやすいエリアなど、それぞれの特性に合わせて塗料や工法を選んでいます。硬化時間が短い樹脂を活用すれば、工場や倉庫の稼働を止めずに作業を進めることも可能です。
- 短時間施工と確かな仕上がり
工程ごとの手順を把握し、無駄のない動きで作業を進めています。材料の扱い方にも慣れているため、現場の負担を減らしながら、安定した状態へ仕上げることができます。営業中の現場や、限られた時間内での作業にも対応しており、日々の運用に支障が出ないよう配慮しています。
◼︎まとめ
工場や倉庫の床に段差ができる原因は、日々の使用による摩耗だけでなく、下地の劣化や温度・湿度の影響など、さまざまな要素が重なって生じることがあります。見た目にはわずかな変化でも、時間が経つにつれて安全性や作業効率に影響が出てくることも少なくありません。
段差を補修する際は、表面を整えるだけでなく、下地の状態まで確認したうえで適切な方法を選ぶことが重要です。下処理の丁寧さや材料の選定によって、仕上がりの安定性が大きく変わってきます。
株式会社レジンテクニカでは、塗床工事や段差解消工事において、下地処理から一貫して自社で対応しています。現場ごとに異なる使用環境や要望に合わせて、無理のない工事計画と、適した工法・塗料のご提案を心がけてきました。
床の段差や劣化が気になった際は、早めの対応がトラブルの防止につながります。一度、お気軽にご相談ください。
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2025.11.05
床補修に最適な素材とは?樹脂モルタルの実...
床は日常的に多くの人や物が行き来する場所です。そのため、時間の経過とともに傷みや劣化が進みやすく、ひび割れや段差といった不具合が起こることもあります。特に工場や倉庫、厨房などでは、床にかかる負担が大きく、補修やメンテナンスの必要性が高まります。
こうした床の補修に使われる素材のひとつが、樹脂モルタルです。一般的なモルタルに樹脂を加えることで、接着性や強度が増し、部分的な補修にも対応しやすいという特徴があります。限られた時間での施工が求められる現場でも取り入れられることが多く、実用的な素材のひとつといえるでしょう。
本記事では、樹脂モルタルの基本的な性質や従来の補修材との違い、実際の使用例などを交えながら解説していきます。施工の際に重要な下地処理や、補修後の管理についても触れながら、床補修を検討する方に向けた情報を整理しました。
◼︎樹脂モルタルとは?床補修で使われる理由
工場や倉庫などで使われる床は、日々の使用によって徐々に傷みが進んでいきます。とくにひび割れや段差が目立つようになると、安全性の面でも放置できない状況になります。こうした補修の現場で役立つのが、樹脂モルタルです。モルタルに樹脂を加えることで、より強く、しっかりとした仕上がりを得ることができます。
- 樹脂モルタルの基本的な構成と特徴
この素材は、セメント系のモルタルに樹脂を混ぜ合わせたものです。使われる樹脂にはエポキシやウレタンなどがあり、強度や密着性に優れています。一般的なモルタルと比べて割れにくく、使用後も安定した状態が続きやすいのが特長です。
施工後の硬化時間が短いものも多く、作業の合間に補修を済ませたい現場では扱いやすいとされています。小規模な補修から広い範囲の整備まで、幅広い用途で使われています。
- 一般的なモルタルとの違い
従来のモルタルはセメントと砂、水で構成されており、建築のさまざまな場面で使われています。ただし、時間がかかる乾燥やひび割れのリスクがあり、衝撃への強さにも限界があります。
一方で、樹脂を加えたものは耐久性が高く、下地との密着力にも優れています。そのため、車両の出入りが多い床や振動の多い場所など、使用条件が厳しい現場でも安心して使えます。
- 樹脂モルタルが選ばれる場面
実際に使われている現場としては、工場内の通路や機械周辺、厨房の床、物流倉庫の出入り口などが挙げられます。水や油、熱にさらされやすい環境では、通常のモルタルよりも長持ちしやすく、安心感があります。
また、塗床工事を行う前の下地づくりにも適しており、最終的な仕上がりを左右する重要な役割を担っています。施工のしやすさと仕上がりの安定性の両方を求める場面で重宝されています。
◼︎床補修でよくある課題と樹脂モルタルの有効性
工場や倉庫などの床面は、日常的に人や機材の往来が多く、どうしても傷みやすくなります。段差やひび割れが生じた状態をそのままにしておくと、安全性に影響が出たり、作業効率が落ちたりする原因になります。こうした現場の課題に対して、樹脂モルタルは安定した性能を持つ素材として役立っています。
- 段差やひび割れの発生原因
長年使用された床では、荷重の繰り返しや経年による収縮などから、部分的な変形や割れが見られることがあります。とくにフォークリフトや重量物の移動が多い施設では、わずかな衝撃の積み重ねが目に見えるダメージにつながっていきます。
加えて、気温や湿度の変化、水分の侵入なども影響します。これらが床の内部に負担をかけることで、表面の劣化が進行しやすくなるのです。
- 従来工法との比較で見えるメリット
従来の補修には、セメントを主成分とした材料が使われることが多くありました。ただし、表面は整って見えても、接着が不十分だったり、割れが再発したりすることも見受けられます。
対して、樹脂モルタルは下地との密着性が高く、耐久性にも優れています。補修後も安定した状態が続きやすいため、再度手を加える頻度を抑えることにつながります。
- 短時間施工と耐久性の両立
作業時間が限られている現場では、できるだけ短時間で仕上げられることが求められます。樹脂モルタルは、種類によっては早く硬化するものもあり、作業再開までの時間を短縮できるという利点があります。
それに加え、施工後はしっかりとした強度があり、摩耗や衝撃にもある程度耐えることができます。施工のしやすさと性能のバランスが取れているため、実用的な補修材として取り入れられています。
◼︎樹脂モルタルの種類と適用範囲
樹脂モルタルと一口に言っても、使用される樹脂の種類によって性質や向いている場所が異なります。現場の環境や目的に応じて使い分けることで、より長く安定した状態を保つことができます。
- エポキシ系樹脂モルタルの特徴
エポキシ樹脂を使ったモルタルは、硬化後に高い強度を発揮し、衝撃や摩耗にも耐えやすいのが特長です。硬く仕上がるため、荷重のかかる床や、フォークリフトが頻繁に通るような現場におすすめです。
また、耐薬品性にも優れているため、油や薬品を扱う工場でも使用されることが多くあります。ただし、多少の硬さゆえに、衝撃が集中した箇所では割れが生じやすいこともあり、施工場所の条件を見たうえで選ぶことが大切です。
- ウレタン系樹脂モルタルの特徴
ウレタンを使用したものは、エポキシに比べてやや柔軟性があり、衝撃を吸収しやすいという性質を持ちます。温度変化にも強く、厨房のように熱水や蒸気が頻繁に発生する環境におすすめです。
また、防滑性を高めやすい点も特徴で、濡れやすい場所での使用にも適しています。しなやかさを活かしながら耐久性も確保できるため、幅広い現場で利用されています。
- 使用環境に応じた選定ポイント
どの樹脂モルタルを使うかは、床の使用状況や目的に応じて決めることが基本です。重機が頻繁に通る場所ではエポキシ系が、温度変化が大きく滑りやすい環境ではウレタン系が用いられる傾向にあります。
それぞれの素材には得意とする性能があるため、環境に合った種類を選ぶことで、仕上がりの質や耐久性が大きく変わってきます。適切な素材を使うことが、結果として長く安心して使える床につながります。
◼︎施工前に欠かせない下地処理の重要性
塗床や補修工事を行う際、目に見える仕上がりに意識が向きがちですが、完成度を左右するのは施工前の下地処理です。樹脂モルタルの性能を発揮させるためにも、床の状態を整える作業が欠かせません。この工程を丁寧に行うことで、仕上がりの安定性や耐久性に違いが出てきます。
- なぜ下地処理が仕上がりに影響するのか
床に付着した油分やほこり、古い塗料が残ったままだと、補修材がしっかり定着しません。そのまま施工を進めてしまうと、時間が経つにつれて剥がれや浮きが発生することがあります。
表面を整え、余分なものを取り除いた状態で施工することで、樹脂モルタルが床面にしっかりと密着します。結果として、補修後の持ちが良くなり、余計な手直しを減らすことにもつながります。
- 研削・研磨の具体的な工程
下地処理の工程では、専用の機械を使って床面の研削や研磨を行います。目的は表面を平滑にすることと、施工に影響を与える汚れや古い塗膜をしっかり除去することです。
床の状態に応じて作業の方法や回数が変わるため、見た目では判断できない部分にも丁寧な対応が求められます。このひと手間が、施工後の安定した仕上がりにつながっていきます。
- 施工トラブルを防ぐための下地チェック
作業を始める前に、下地の状態を確認する工程も重要です。湿気が残っていないか、ひびが深く入っていないかなど、細かな点をひとつずつ確認します。場合によっては、再度研磨や補修を加える必要が出てくることもあります。
こうした事前の確認作業をしっかり行うことで、仕上がりのトラブルを未然に防ぎやすくなります。見えない部分こそ丁寧に整えることが、長く使える床づくりには欠かせません。
◼︎業種別に見る樹脂モルタルの使い方
樹脂モルタルは、耐久性や密着性に優れ、さまざまな現場で使用されています。ただし、業種によって求められる性能は異なります。使用環境に合った使い方をすることで、より安定した施工が可能になります。
- 食品工場や厨房での活用事例
水や油が頻繁に使われる食品工場や厨房では、床材に対する要求が多くなります。すべりにくく、安全に歩けることはもちろん、耐熱性や防水性も求められます。
ウレタン系の樹脂モルタルは、このような環境に適しており、高温のお湯や薬品洗浄にも対応できる性能を持っています。さらに、細かな段差の補修にも使用できるため、衛生面と作業効率の両方を支える素材として役立っています。
- 物流倉庫・自動車関連施設での適用
フォークリフトや台車が頻繁に通る物流施設では、床の摩耗や割れが起こりやすくなります。こうした現場では、硬度があり耐荷重性に優れたエポキシ系の樹脂モルタルがよく使われます。
荷重を分散しやすく、表面の強度も高いため、長期間にわたって使用しても床の状態が保ちやすいのが特長です。衝撃を受けやすい場所でも、施工後の劣化を抑えやすい素材といえるでしょう。
- 店舗や駐車場における耐久対策
店舗では営業中の安全性や清掃のしやすさが重視され、短時間での施工も求められます。速乾性のある樹脂モルタルであれば、営業への影響を最小限に抑えつつ作業を終えることが可能です。
屋外の駐車場では、耐候性や防水性が重要になります。天候の影響を受けやすい場所でも、しっかりとした下地処理と樹脂モルタルの併用により、耐久性のある仕上がりが期待できます。
◼︎株式会社レジンテクニカが手がける樹脂モルタル工事
工場や倉庫、厨房、店舗など、さまざまな場所で樹脂モルタルを用いた床補修を行っています。施工対象や使用条件に応じて、素材の選定から仕上げまで一貫して対応しており、現場ごとに適した施工を心がけています。
- 名古屋エリアでの対応実績と強み
これまでに愛知県内を中心とした多数の現場で施工を行ってきました。用途や施設の種類は多岐にわたり、食品工場や自動車関連施設、物流倉庫など、それぞれの環境に合わせた対応を行っています。
現地調査から施工までを一貫して行うため、実際の現場に即した対応が可能です。地域に根ざした施工体制を活かしながら、必要な性能を確保する床づくりを行っています。
- 下地処理から一貫した自社施工体制
下地処理の重要性を理解し、すべての現場で丁寧な研削・研磨を行っています。表面の状態を整えることで、樹脂モルタルがしっかりと定着し、仕上がりの品質も安定します。
打ち合わせから仕上げまでを自社で行っているため、工程のズレが少なく、現場の状況に応じた柔軟な対応がしやすいのも特徴です。小規模な補修から広い床面の施工まで、幅広く対応しています。
- 段差補修への対応と短時間施工の事例
段差の補修では、樹脂モルタルを使うことで短時間での作業が可能になります。たとえば、工場の通路や出入り口の段差補修では、車両の通行を一時的に止めたうえで、数時間の施工で仕上げることも可能です。
このように、業務への影響を抑えながら補修を進められる点は、多くの現場で役立っています。作業の妨げになりにくく、使用再開までの時間が短く済むことも、素材の特性を活かした施工例のひとつです。
◼︎樹脂モルタル施工時の注意点と保守管理
樹脂モルタルを使った床の補修は、素材の特性を活かすことでしっかりとした仕上がりが期待できます。ただし、施工時の条件や施工後の扱い方によって、仕上がりに差が出ることもあります。耐久性を保ちながら長く使うためには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。
- 施工後の養生と乾燥時間の目安
作業を終えた直後の床は、見た目が整っていても完全には硬化していません。この状態で人や物が乗ると、表面が傷んだり、仕上がりが不安定になったりする場合があります。
そのため、施工後は一定の養生期間を設ける必要があります。樹脂の種類や気温、湿度などによって乾燥時間は異なりますが、数時間から1日ほどは使用を控えるのが一般的です。無理に早めず、状態を見ながら進めることが重要です。
- 長期使用のためのメンテナンス方法
施工後も、定期的な清掃や点検を続けることで床の状態を保ちやすくなります。汚れや異物が付着したままになっていると、摩耗が進んだり変色が起こることもあるため、日常的な手入れが欠かせません。
また、重い物の落下や繰り返しの衝撃によって一部が損傷することもあるため、気づいたときにすぐ対応することが大切です。小さな不具合の段階で補修しておくことで、大きな工事に発展しにくくなります。
- 経年劣化に対応する補修のポイント
どれだけ丁寧に施工しても、長く使えば徐々に劣化は進みます。表面に細かい割れやはがれが出てきたときには、放置せず部分的な補修を検討しましょう。
補修の際には、前回の施工面と新しい材料とのなじみをよくするために、下地の状態を丁寧に整えてから行うのが基本です。こうした手順を踏むことで、補修箇所が目立ちにくく、全体の仕上がりもきれいに保たれます。
◼︎まとめ
工場や倉庫、厨房など、日々の使用で負荷がかかる床面では、ひび割れや段差が発生しやすくなります。そうした補修に使われる樹脂モルタルは、一般的なモルタルに比べて密着性や耐久性に優れ、作業の合間に施工できる点でも役立つ素材です。
用途に応じてエポキシ系やウレタン系を使い分けることで、さまざまな環境に対応できる柔軟さもあります。ただし、素材の性能を十分に活かすには、施工前の下地処理や施工後の管理も欠かせません。
株式会社レジンテクニカでは、下地処理から仕上げまで一貫して対応し、それぞれの現場に合った方法で床補修を行っています。段差の補修や塗床工事をご検討の際は、状況に応じた提案も可能です。
ぜひ一度ご相談ください。
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2025.10.27
短時間施工が可能!樹脂を活用した段差解消...
段差によるつまずきや、フォークリフトの通行がスムーズにいかないなど、工場や倉庫の現場では小さな床の不具合が思わぬトラブルにつながることがあります。わずかな高さの違いでも、作業の効率や安全性に影響が出ることがあるため、早めの対応が求められます。
その中でも、樹脂を使った段差補修は、短時間での施工が可能で、稼働を止めずに対応できる点が大きな特長です。現場の状況に合わせて材料を選べば、耐久性や強度もしっかり確保できます。
この記事では、樹脂を使った段差解消の方法や、工事に欠かせない下地処理の重要性、実際の施工事例などを交えながら、現場担当者の方に役立つ情報をお届けします。
◼︎樹脂を使った段差解消が選ばれている理由
工場や倉庫、厨房などの現場では、床の段差を放置しておくと作業や通行に支障が出ることがあります。その中でも、樹脂を使った段差解消工事は、施工のしやすさと仕上がりの安定性から多くの現場で選ばれています。
- 衝撃に強く、耐久性に優れている
樹脂は、硬化後に強い耐圧性と耐摩耗性を持つため、フォークリフトや台車が通る場所でもしっかりと耐えることができます。一般的なモルタルに比べてひび割れが起こりにくく、長く使い続けられる点が評価されています。
繰り返し荷重のかかる環境でも、変形や剥がれが起きにくいため、安心して運用が可能です。
- 短時間で施工が完了しやすい
現場の稼働を止めずに施工したい場合、工事のスピードは大きなポイントになります。樹脂を使った補修では、条件が整えば半日ほどで作業を終えることも可能です。
速乾性の高い材料を使用することで、短時間で硬化し、作業再開までの待ち時間も抑えられます。夜間や休日の工事にも対応しやすく、店舗や厨房などでも活用されています。
- さまざまな素材・環境に対応できる
段差が発生する場所は、アスファルト・コンクリート・金属床などさまざまです。樹脂はこれらの下地との相性がよく、適切な下地処理を行えば幅広い場所で使用することができます。
さらに、耐熱性や防滑性など、用途に応じて機能を持つ樹脂もあり、環境ごとに適した材料を選ぶことで、より長く安全に使える床が実現します。
◼︎段差を放置するリスクとは
床の段差はわずかな高さでも、人や車両の動きに影響を与えることがあります。つまずきや衝突の危険だけでなく、業務効率や製品の管理にも関係するため、早めの対応が求められます。
- 歩行者のつまずきや転倒事故の可能性
段差に気づかずに足を取られてしまうと、転倒などの事故につながるおそれがあります。特に工場や厨房などでは、荷物を持ちながら歩くことも多く、視界が遮られる場面では段差の存在に気づきにくくなります。
こうした小さな障害が、思わぬケガや労災につながることもあるため、安全面から見ても放置は避けたいところです。
- フォークリフトや台車の通行にも影響
工場や倉庫内では、フォークリフトや運搬台車などの車両が頻繁に出入りします。段差があると、振動が発生したり、荷物が不安定になることで、商品や機材に傷がつく可能性が高まります。
走行時のガタつきが繰り返されることで、車両自体にも負荷がかかり、メンテナンスの頻度が増える原因にもなりかねません。
- 製品の破損や作業効率の低下
床の段差を避けて移動しなければならない状況では、作業動線が不自然になり、作業効率が下がることがあります。特に短時間での作業が求められる現場では、わずかな段差が積み重なってストレスとなることもあります。
また、荷物の落下や揺れによって、製品の破損や汚損につながる場合もあるため、品質管理の面から見ても注意が必要です。
◼︎段差解消に使われる樹脂材料の種類
段差補修に使用される樹脂には、施工環境や荷重条件に応じたさまざまな種類があります。それぞれの特性を活かすことで、仕上がりの安定性や耐久性にもつながります。
- エポキシ樹脂の特長と活用事例
エポキシ樹脂は、硬化後の強度が高く、摩耗や衝撃にも強い材料です。油や薬品に対する耐性を持つ製品もあり、整備工場や物流施設などでよく使われています。
表面が滑らかに仕上がるため、段差の整形とあわせて床の見た目を整えたい現場にもおすすめです。
- 樹脂モルタルでの段差補修
厚みのある補修が必要な場合には、樹脂モルタルが使われることが多くあります。これは樹脂と砂などの骨材を混ぜた材料で、下地の強化と段差の埋め戻しを同時に行えるのが特長です。
フォークリフトの走行や重量物の移動がある場所でも、沈み込みにくく、安定した状態が長く続きます。
- その他環境に応じた樹脂の使い分け
冷凍庫や食品工場など、特殊な温度環境にある現場では、速硬化型や耐熱性のある樹脂が使われることもあります。たとえば、低温下でも硬化が進むMMA系樹脂や、水性で無臭の硬質ウレタン樹脂などが挙げられます。
目的や条件に合わせた材料選びにより、施工後の耐久性や安全性が左右されるため、適切な判断が欠かせません。
◼︎段差解消工事における下地処理の重要性
段差を補修する際に見落とされがちなのが、塗布や充填の前に行う下地処理です。見た目には分かりにくい部分ですが、ここを丁寧に整えるかどうかが、仕上がりの持ちに大きく関わってきます。
- 下地の劣化が施工後の仕上がりに影響する理由
表面がきれいに見えていても、内部にひび割れや浮きがあると、補修材がしっかりと定着しません。時間の経過とともに剥がれや浮きが起こる原因となり、再施工が必要になることもあります。
とくに工場や倉庫では荷重が繰り返しかかるため、下地が不安定な状態では補修後の耐久性が保てなくなります。
- 下地処理の内容と工程の一例
実際の下地処理では、古い塗膜や汚れを剥がし、ひび割れ部分を補修しながら、表面を均一に整えていきます。その後、素材に合ったプライマーを塗布し、樹脂がしっかりと密着する状態をつくります。
この工程を丁寧に行うことで、段差部分とのなじみが良くなり、補修後のトラブルも減らすことができます。
- 下地処理から自社施工で対応できる強み
施工を下請けに任せず、下地処理から一貫して行う体制があると、現場に合わせた判断がしやすくなります。その場で床の状態を見極めながら進めることで、補修材や施工方法の選定にも無駄がありません。
表面だけでなく内部まで確認できる技術と経験があれば、段差の補修はより精度の高い仕上がりになります。
◼︎工場・倉庫・店舗での段差補修施工事例
段差によるトラブルはさまざまな業種で発生しています。
- 物流倉庫での車両通行対応工事
搬入・搬出が頻繁に行われる物流倉庫では、床の摩耗が進行しやすく、出入口や通路に段差ができることがあります。ある現場では、フォークリフトが段差で振動し、荷崩れが起きるリスクが高まっていました。
そこで、周辺の床を一度削り、エポキシ系の樹脂モルタルで段差をなだらかに整えたことで、通行時の揺れが軽減。作業効率の改善にもつながっています。
- 厨房内の床段差の安全対策工事
飲食店の厨房では、床が濡れやすく、段差があると足を取られやすい環境になります。ある店舗では、排水周りの沈下によって段差が発生しており、スタッフの転倒リスクが懸念されていました。
速硬化性の樹脂を使用して夜間に施工を行い、営業に影響を出さずに補修を完了。翌朝には通常通り作業が再開できる状態になりました。
- 短時間で終わる店舗床の補修施工
店舗の床補修では、営業に支障を出さずに短時間で施工を終えることが重要です。ある物販店では、レジ前の床にひび割れと段差ができており、通行のたびに振動が起きていました。
開店前の数時間を使って施工を実施。下地の補修後、速乾性の塗料で段差を補い、開店時には問題なく営業が可能な状態になりました。
◼︎短時間施工を実現するための工夫
工場や店舗の運営に支障を出さずに段差補修を行うには、ただ急いで施工を進めるだけでは十分とはいえません。質を落とさずに時間を短縮するためには、事前の準備や現場判断、材料の選定など、いくつかの工夫が必要です。
- 現場に応じた材料と施工法の選定
段差の大きさや床材の種類、使用環境に合わせて材料を選ぶことで、必要以上の作業を省くことができます。たとえば、速硬化型の樹脂を使えば、作業後すぐに通行可能となるため、養生時間を大きく短縮できます。
用途に応じて、厚みの出しやすい樹脂モルタルや、薄塗りでも強度が出る塗料などを使い分けることが、工期の圧縮につながっています。
- 経験とノウハウによる段取りの最適化
短時間で施工を完了させるためには、現場ごとに作業の段取りを工夫することも重要です。必要な機材や材料を事前に準備しておくことで、無駄な移動や作業の手戻りを防ぐことができます。
過去の施工事例を踏まえた判断により、限られた時間内で精度の高い仕上がりが可能になります。
- 施工中の動線確保と安全管理
営業中の店舗や稼働中の工場では、作業中も人や車両が近くを通ることがあります。そうした場面では、作業エリアを最小限に抑え、動線を確保する工夫も必要です。
また、施工中の粉じんや臭気、滑りやすい状態などにも配慮し、安全性を確保しながら作業を進めることで、現場の負担を最小限に抑えられます。
◼︎株式会社レジンテクニカの段差補修の特長
段差の補修工事では、仕上がりの美しさはもちろん、施工後の使いやすさや安全性も重視されます。現場ごとに状況が異なるため、その場に応じた判断と柔軟な対応が求められます。
- 床専門だからできる精度と柔軟な対応
床工事に特化してきたことで、塗料の選定から施工方法まで、さまざまな現場に対応できる技術と経験を積み重ねてきました。床材の状態や使用頻度などを確認したうえで、現場に合った方法を提案しています。
仕上がりの美しさだけでなく、その後の使いやすさや耐久性にも気を配りながら施工を進めています。
- 代表が現場に立ち、状況を直接確認
段差の発生原因や現場の細かい条件を正確に把握するため、代表自らが現場に伺い、事前の打ち合わせや確認を行っています。施工の段階に入る前から丁寧に情報を共有し、工事内容にずれが出ないよう心がけています。
実際の現場を自分の目で見ることで、判断の精度を高め、無駄のない対応が可能になります。
- 塗料や工法の選定力と施工後の安定性
使用する材料は、現場の温度・湿度、荷重のかかり方などによって適したものが変わります。耐久性を保ちながら、仕上がりがきれいに見えるよう、材料選びから丁寧に進めています。
補修後すぐだけでなく、数年後にも安定した状態が保てるよう、施工内容には慎重に向き合っています。
◼︎まとめ
工場や倉庫、厨房などの現場で発生する床の段差は、見過ごされがちなものの、安全性や作業効率に影響を与える要因になります。早い段階で補修を行うことで、事故の防止や動線の改善につながり、日常業務への支障も減らせます。
樹脂を用いた段差解消は、短時間での施工が可能なうえ、耐久性や仕上がりの安定感も確保しやすい方法です。現場の条件に合わせて材料を選び、必要な厚みや強度を考慮した施工を行うことで、長く使える床が維持されます。
また、仕上がりを左右する下地処理は、見た目以上に重要です。補修部分が剥がれたり浮いたりしないよう、目に見えない部分まで丁寧に整えておくことが、結果としてトラブルを減らすことにつながります。
株式会社レジンテクニカでは、塗床工事や段差補修を専門に手がけており、現場ごとの状況に応じて最適な材料や施工方法をご提案しています。どうぞお気軽にご相談ください。
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