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使い勝手を考えた塗床工事
株式会社レジンテクニカは名古屋市を中心に塗床工事、段差解消工事、床面研削・研磨工事を行っています。
工場や倉庫、店舗、住宅など、建物の種類を問わず、その用途に応じて最適な塗料、工法をご提案いたします。
As flooring construction professionals, we meet our customers' expectations.
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お知らせ
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2025.12.22
耐久性や清掃性だけじゃない!塗床材の正し...
塗床材を選ぶ際、耐久性や清掃のしやすさを重視するという声をよく耳にします。しかし、実際の現場ではそれだけでは足りないケースも少なくありません。たとえば、フォークリフトが頻繁に通行する物流倉庫では、摩耗への強さが求められる一方で、厨房などの食品関連施設では防滑性や耐熱水性、さらに抗菌性といった衛生面の配慮が欠かせません。
選ぶ塗料によっては施工後すぐに使用可能なものもあれば、乾燥に時間がかかるタイプもあります。さらに、床材の性能を最大限に発揮させるためには、塗料そのものだけでなく、下地の状態を整える作業も重要な工程となります。
この記事では、用途ごとの適切な塗床材の選び方や注意点、施工前に知っておきたい下地処理の基本まで、わかりやすく解説していきます。自社に最適な床材を選びたいとお考えの方にとって、具体的な判断材料となる情報をお届けします。
■ 塗床材の選び方で押さえておきたい基本ポイント
塗床材は、建物の床面に直接塗布して仕上げる床材で、コンクリート床などに機能性を持たせたいときに使われます。工場や倉庫、厨房や店舗など、業種や使用環境によって求められる性能が異なるため、目的に合った塗床材を選ぶことが重要です。まずは、塗床材の基本的な役割や、選定時に考慮すべき性能について確認していきましょう。
-塗床材とは何か、どんな場所で使われるか
塗床材とは、下地の上から塗ることで床面を保護し、耐久性や防汚性、衛生性を高めるための材料です。一般的には、コンクリート床の上に塗布され、使用する塗料の種類によって硬さや仕上がりが変わります。使用場所としては、荷物の出し入れが多い物流倉庫や自動車関連工場、水や油が多く使われる食品工場や厨房、さらに人が多く行き交う商業施設などが代表的です。
-選定時に考慮すべき代表的な性能項目
塗床材を選ぶ際には、耐摩耗性、耐薬品性、防滑性、清掃のしやすさ、抗菌性など、使用環境に応じた性能を確認する必要があります。たとえば、機械油や薬品を扱う場所では薬品への耐性が必要ですし、水を多く使う厨房では、防水性や防滑性が欠かせません。また、歩行者が多い通路や店舗では、見た目の仕上がりも重視されることがあります。必要な性能を明確にし、使用目的に応じて最適な塗料を選ぶことが基本となります。
-現場ごとに異なるニーズを把握する重要性
塗床材は一律で選べるものではなく、現場の状況に応じて最適な仕様が異なります。たとえば、重量物を扱う工場では耐荷重性が重視されますが、冷蔵室や冷凍庫では低温環境下でも硬化する塗料が必要です。また、短時間での施工が求められる店舗や施設では、速硬化タイプの塗床材が適していることもあります。このように、それぞれの現場で求められる条件を整理したうえで、機能と施工性をバランスよく考慮することが大切です。
■ 使用環境に適した塗床材の種類と特徴
塗床材にはさまざまな種類があり、それぞれの塗料には得意とする性能や特性があります。適した塗料を選ばなければ、早期の劣化や滑りやすさ、衛生管理の不備といった問題が起こる可能性もあります。ここでは、使用環境ごとに代表的な塗床材の種類と特徴を具体的に見ていきます。
-工場・倉庫に適した塗床材とは
物流倉庫や製造工場などでは、フォークリフトや重量物の移動による摩耗や衝撃に耐える塗床材が求められます。このような現場では、エポキシ系の塗床材や樹脂モルタルなど、耐摩耗性と耐荷重性に優れた材料が使用されることが多いです。とくにエポキシ樹脂は硬度が高く、塗膜の剥がれにくさが特徴です。また、段差ができやすい現場では樹脂モルタルによる補修を先に行うことで、床全体の耐久性を保つことができます。
-食品工場・厨房で求められる性能
水や熱水を日常的に使用する食品工場や厨房では、耐熱水性や防水性、抗菌性に加え、防滑性が求められます。水性硬質ウレタンは無臭で環境にも配慮されており、耐熱水性や耐薬品性、抗菌性を備えているため、厨房や食品工場に適した塗床材としてよく使われています。また、冷蔵・冷凍エリアでは、-30℃の低温下でも硬化が可能なMMA(メチルメタクリレート)系の塗料が選ばれることもあります。
-駐車場や屋外施設で選ばれる理由
屋外駐車場や荷下ろしスペースのように、風雨や紫外線にさらされる場所では、防水性と耐久性が重要になります。エポキシ樹脂や耐摩耗タイプの塗料に加えて、防水機能を兼ね備えた材料を使うことで、劣化を防ぎやすくなります。また、駐車スペースではタイヤ痕や油の付着が想定されるため、汚れの付きにくさや清掃のしやすさも考慮する必要があります。視認性や安全性を高めるために、カラー塗装が施されることも多いです。
■ 耐久性や清掃性だけでは足りない理由
塗床材を選ぶ際、多くの方がまず注目するのは耐久性と清掃のしやすさです。確かにこれらは基本的な性能として欠かせませんが、それだけでは現場に必要な機能を十分にカバーできないこともあります。現場の安全性や作業効率、さらには美観の維持まで考えると、他にも見逃せないポイントがいくつかあります。
-すべりにくさ(防滑性)や安全性への配慮
食品工場や厨房、水を扱う現場では、防滑性のある塗床材が重要です。床が濡れた状態でもすべりにくいように、表面に凹凸をもたせたり、骨材を混ぜた塗料を使用することがあります。とくに作業中の転倒リスクを減らすためには、防滑性を施工時に確保することが欠かせません。塗床材の種類や施工方法によって、この滑りにくさは大きく変わるため、使用環境をよく考えた選定が必要です。
-施工後のメンテナンス性も選定基準に
塗床は長期間使い続けるものですから、施工後のメンテナンス性も見逃せません。塗膜の表面がなめらかで凹凸が少ないものは、日々の清掃がしやすく、衛生的な状態を保ちやすいといえます。一方で、過度な光沢やツルツルとした表面は、逆に滑りやすくなることもあるため注意が必要です。また、万一塗膜に傷や摩耗が発生した際に、部分補修がしやすいかどうかも、塗床材選びの大切な視点となります。
-仕上がりの見た目や印象も用途次第
見た目の仕上がりも、使用場所によっては重要な判断材料になります。たとえば、店舗や来客のある施設では、床の色味や光沢、質感によって空間の印象が変わることがあります。明るい色合いの床材を使えば、清潔感や開放感を演出できますし、マットな仕上げにすれば落ち着いた雰囲気を保つことも可能です。塗床材は単なる機能性だけでなく、意匠性も含めてトータルに選ぶことが求められます。
■ 塗床材選びにおける下地処理の重要性
どんなに高性能な塗床材を選んでも、下地の状態が悪ければその性能を発揮することはできません。塗床工事では、塗料選びや施工技術と同じくらい、下地処理の質が仕上がりや耐久性に大きく影響します。ここでは、下地処理の必要性と、現場ごとに適切な処理方法を選ぶために知っておきたい基本的な内容を紹介します。
-下地処理の品質が塗床の耐久性を左右する
塗床材は、コンクリートやモルタルなどの下地に直接塗布されるため、その接着強度が耐久性に直結します。下地の表面に汚れや油分、水分、ひび割れ、粉じんなどが残ったまま塗布すると、塗膜の浮きや剥がれが早期に発生する可能性があります。そのため、塗布前にしっかりと下地を整える作業が欠かせません。下地処理の品質によっては、同じ塗料でも仕上がりに大きな差が出ることがあります。
-下地の状態によって必要な処理方法が変わる
床の状態は現場によって異なり、新設なのか、旧塗膜の再施工なのか、またひび割れや段差があるかなどに応じて、下地処理の方法も変わります。たとえば、旧塗膜を剥がす場合には専用の機械を使った撤去作業が必要になりますし、段差がある場合には樹脂モルタルを使っての補修も検討されます。床面に水分が多く含まれている場合は、塗料の硬化不良を防ぐための乾燥工程を挟むこともあります。
-研削・研磨・斫りの違いと目的
下地処理にはいくつかの方法がありますが、よく使われるのが研削、研磨、斫りといった手法です。研削は、専用の機械で表面を削り取り、塗料の密着性を高めるために行われます。研磨は、細かな凹凸をならし、均一な仕上がりにするために使われることが多いです。一方で斫りは、傷んだコンクリートや段差のある部分をしっかり取り除く作業で、再塗装の際には特に重要な工程となります。これらの作業を適切に行うことで、塗床材の性能を長く保つことができます。
■ 塗床材の施工工法とその違い
塗床材は、使用する塗料の種類だけでなく、施工方法によっても仕上がりや性能に差が出ます。現場の条件や求められる性能、施工スピードなどをふまえて、適切な工法を選ぶことが重要です。ここでは、代表的な施工工法とそれぞれの特徴についてご紹介します。
-ローラー・コテ・流しのべ工法の使い分け
塗床の施工方法には、主にローラー、コテ、流しのべ(流し込み)などがあります。ローラーは薄塗りに適しており、軽度の保護や発塵防止が目的の場所で使われることが多いです。作業性が良く、コストも抑えやすい反面、厚みが出にくいため耐久性には限界があります。
一方で、コテや流しのべによる施工は、比較的厚い塗膜を形成することが可能です。とくに流しのべ工法は、エポキシ樹脂やウレタン樹脂を用いて、滑らかで均一な仕上がりにしやすく、工場や倉庫などで重宝されています。荷重や衝撃がかかる場所では、こうした厚膜タイプの施工が適しています。
-短時間施工が可能な速硬化型塗料の特徴
施工時間が限られている現場では、速硬化型の塗料が選ばれることもあります。たとえばMMA(メチルメタクリレート)系の塗料は、施工からわずか1〜2時間で硬化し、翌日には通常の作業に入ることも可能です。-30℃でも硬化が可能なため、冷蔵・冷凍庫など温度管理が必要な現場でも使用されています。
ただし、速硬化型塗料は独特の臭気を伴うことがあり、施工中の換気が重要になります。また、気温や湿度によって硬化時間が変動しやすいため、施工には経験が求められます。
-樹脂モルタルやMMAなどの特性
樹脂モルタルは、段差補修や高い耐荷重性が必要な現場に使われることが多く、強度と密着性に優れています。特に、重機が走行する工場床では、樹脂モルタルで下地をしっかり補強した上で塗装することで、剥がれやひび割れを防ぐことができます。
MMAは、速硬化性と耐衝撃性に優れており、食品工場や冷蔵施設など、休業日が取りにくい現場で活躍します。短時間で施工が終わるため、施設の稼働に影響を与えにくいのが大きなメリットです。
■ 塗床材を選ぶ際に注意すべきこと
塗床材の選定には、性能や工法だけでなく、施工現場の実情や運用面もふまえた総合的な判断が必要です。とくに企業の工場や倉庫では、稼働スケジュールや衛生管理体制、コスト面など、さまざまな要素を考慮しなければなりません。ここでは、塗床材選びで見落としがちな注意点を具体的に解説します。
-塗料の性能だけでなくコストと耐用年数を比較
高機能な塗床材ほどコストがかかる傾向がありますが、初期費用だけで判断すると、結果的に再施工が早まってしまう場合もあります。たとえば、耐摩耗性に優れた塗料は施工費が高めでも、長期間使い続けられることで、結果的にトータルコストを抑えられることがあります。目先の金額だけでなく、耐用年数や補修のしやすさも比較しながら選ぶことが大切です。
-施工時間・営業影響など実運用も視野に入れる
塗床工事は、施工中に現場を使用できない時間が発生します。たとえば、店舗や食品工場では、休業日や作業の合間を活用して短時間での施工が求められることが多く、速硬化型の塗料が選ばれる理由のひとつになっています。どのタイミングで施工できるか、作業に支障をきたさないかといった運用面の調整も、塗床材選びの大事な視点です。
-事前打ち合わせと現地調査の重要性
どれだけ優れた塗料でも、現場の状況に合っていなければ意味がありません。実際に使用する環境を正確に把握するためには、現地調査を行い、使用状況・床の傷み具合・湿気や傾斜の有無などを確認することが不可欠です。また、打ち合わせでは用途だけでなく、工場内の動線や清掃体制、将来的な運用の見通しも共有しておくと、より適した提案が受けられます。
■ 株式会社レジンテクニカの塗床材提案の特徴
塗床材を選ぶ際、製品の性能や施工方法はもちろん重要ですが、それ以上に現場を正確に理解し、的確な提案ができる施工会社の存在が欠かせません。株式会社レジンテクニカでは、名古屋を拠点に工場や倉庫、厨房や店舗など多様な施設の塗床工事を手がけてきた実績があり、自社施工による一貫対応が強みです。ここでは、当社が提供する塗床材の提案の特長について紹介します。
-下地処理から自社施工で対応する安心感
塗床工事では、塗料選びと同じくらい下地処理の丁寧さが仕上がりに直結します。株式会社レジンテクニカでは、研磨や斫り、研削といった下地処理から仕上げまで、すべて自社で対応しています。外部委託に頼らないため、施工品質を安定させやすく、スケジュールの調整にも柔軟に対応可能です。また、現場の状況に応じて下地を適切に処理することで、塗床材の性能を十分に引き出すことができます。
-現場に合わせた塗料・工法の柔軟な選定
当社では、耐摩耗性や耐薬品性、抗菌性などさまざまな性能を持つ塗料を扱っており、それぞれの施設用途やご要望に応じて最適な組み合わせをご提案しています。食品工場では水性硬質ウレタン、冷凍庫ではMMA、自動車関連施設では高耐久のエポキシ樹脂など、環境に応じた使い分けを行っています。また、施工時間が限られる現場には速硬化型の材料や、短工期で対応可能な工法を選ぶなど、柔軟な対応が可能です。
-食品工場や倉庫など豊富な実績
これまでに手がけた現場は、食品製造ライン、物流倉庫、自動車関連施設、厨房、駐車場など多岐にわたります。フォークリフトが頻繁に走行する床や、油分・水分にさらされる厨房床など、過酷な条件下でも長く使用できる塗床を実現してきました。また、段差補修や斫り作業も含めたトータル施工に対応しているため、現場ごとの細かな課題にも対応できます。実際の工事では、代表自らが現場確認を行うこともあり、現場目線での提案が強みです。
まとめ
塗床材は、単に床を保護するだけでなく、作業効率や安全性、衛生管理にも影響を与える重要な要素です。耐久性や清掃性に加え、防滑性や耐熱水性、施工時間の短さなど、現場ごとに求められる機能はさまざまです。とくに食品工場や物流倉庫のように条件が厳しい現場では、塗料の性能に加え、施工方法や下地処理の丁寧さが仕上がりを左右します。
株式会社レジンテクニカでは、こうした多様な現場に対応するため、下地処理から仕上げまで一貫した自社施工を行っています。用途に応じた塗料の使い分けや、段差補修・研磨工事にも対応できる体制が整っており、施工後の耐久性や仕上がりに高い評価をいただいています。現場の状況を丁寧に確認した上で、最適な塗床材と工法をご提案いたします。
塗床材の選定でお悩みの方は、まずはお気軽にご相談ください。現場の状況やご要望に合わせて、最適なご提案をさせていただきます。
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2025.12.16
食品工場の防水工事で失敗しないコツとは?...
食品工場の床は、日常的に水や薬品、油分にさらされる環境にあります。そのため、防水性能が不十分だと床面の劣化が進みやすく、衛生面や安全面でも問題が生じやすくなります。特に、床の防水工事を行う際に見落とされがちなのが「下地処理」の工程です。表面だけをきれいに仕上げても、下地がしっかり整っていなければ、すぐに浮きや剥がれといった不具合が起こることもあります。
この記事では、食品工場における防水工事の基礎知識から、工法や材料の選び方、下地処理の重要性まで、現場経験に基づいた視点で丁寧に解説します。防水工事で失敗しないために、ぜひ事前に知っておきたい内容をまとめました。
■食品工場における防水工事の重要性
食品を扱う現場では、常に衛生的な環境を保つことが求められます。中でも床の防水は、見落とされがちですが重要な要素のひとつです。水や油分、洗剤などが頻繁に床に触れる環境では、防水が不十分だと劣化が進み、菌の繁殖や滑りによる転倒リスクにもつながります。適切な防水工事を施すことが、衛生管理や安全対策の基礎となります。
- 防水対策が求められる理由
食品工場では、調理や洗浄に使用される水が床に流れることが日常的にあります。そのまま放置すると、水分がコンクリートに染み込み、ひび割れや腐食を引き起こすこともあります。また、床の隙間に水が入り込むことで、カビや菌が繁殖しやすくなり、衛生面でのリスクが高まります。こうした問題を未然に防ぐには、防水性の高い床材や工法を導入することが欠かせません。
- 食品工場特有の環境とリスク
食品工場は温度や湿度の変化が激しい環境であると同時に、油や調味料、化学洗剤なども使われます。これらの要素は、防水層に対して過酷な影響を与えるため、耐熱性や耐薬品性のある防水材が必要とされます。また、滑りやすい床は作業者の転倒を招き、労災リスクにも直結します。こうしたリスクを最小限に抑えるためには、単なる防水だけでなく、機能性や安全性を兼ね備えた床づくりが求められます。
■ 食品工場の防水工事に適した工法とは
食品工場では、床に求められる条件が非常に多いため、防水工事に使われる工法や材料の選定には慎重な判断が必要です。防水性だけでなく、耐薬品性・耐熱水性・耐久性・安全性といった複数の条件を満たす工法を選ぶことで、長期的に安定した運用が可能になります。ここでは、食品工場の床防水に使われる代表的な工法について解説します。
- ウレタン防水と塩ビシート防水の特徴
ウレタン防水は、柔軟性と密着性が高く、下地の形状に馴染みやすいため、複雑な構造の床面でも施工しやすいという特長があります。食品工場のように細かな段差や勾配がある現場にも対応しやすく、比較的施工も短期間で済みます。ただし、乾燥時間が必要なため、工程管理には注意が必要です。
一方、塩ビシート防水は、耐薬品性や防水性能に優れており、摩耗にも強いため、フォークリフトなどの車両が出入りする場所にも適しています。熱風や専用の接着剤を使って固定するため、施工時には専門的な技術が求められます。
- FRPやアスファルト防水の使いどころ
FRP(繊維強化プラスチック)防水は、硬化後に非常に高い強度と防水性能を持ち、耐薬品性にも優れています。水や薬品を多く扱う食品工場でも、衛生面を保ちやすく、耐久性の面でも安心感があります。速乾性があり、短期間での施工が可能な点も利点です。
アスファルト防水は主に屋外や下地がしっかりしている広い面積に適しています。高温で溶かしたアスファルトを用いるため、耐久性には優れていますが、食品工場のような高い衛生環境が求められる屋内用途では、やや使いづらい場面もあります。用途や施工箇所に応じて、適切な工法を選ぶことが大切です。
■ 下地処理が防水工事の成否を左右する理由
防水工事では、仕上げに使用する防水材や塗料ばかりに目が向きがちですが、実は「下地処理」の良し悪しが最終的な仕上がりと耐久性を大きく左右します。特に食品工場のように常に水や薬品にさらされる環境では、下地の状態が施工後の剥がれや膨れのリスクに直結します。長く安全に使える床を実現するためには、目に見えない下地の部分こそ丁寧に整えておく必要があります。
- コンクリートの状態確認と補修の重要性
防水工事の前には、既存の床のコンクリート状態をしっかり確認することが欠かせません。ひび割れや欠け、水分の含み具合などを見極めたうえで、必要に応じて補修を行います。たとえば、クラックが放置されたまま防水材を塗布すると、施工後に割れ目から水が浸入し、防水層の剥離や膨れの原因になります。
また、表面の汚れや油分も密着不良を引き起こす要因になります。こうした不純物を除去するために、専用の研削機を用いて表面を削り、適切な粗さに調整することで、防水材がしっかりと定着します。
- 下地が不十分な場合に起こるトラブル
下地処理が不十分なまま防水工事を行った場合、施工直後は問題がなくても、数ヶ月から1年以内にトラブルが発生することがあります。代表的なのは、防水層の浮き、膨れ、ひび割れ、さらには内部からの湿気で塗膜が剥がれてしまうケースです。これらはすべて、下地の処理が適切に行われていなかったことが原因となることが多いです。
食品工場では、万が一にも床が劣化して衛生状態に影響が出ると、操業停止やクレームにつながるリスクもあります。だからこそ、防水工事では「何を塗るか」以上に「どんな状態に整えるか」が重要になります。
■ 防水工事の失敗事例から学ぶ注意点
防水工事は見た目だけでは成功かどうかを判断しにくく、完成直後には問題がないように見えても、数ヶ月後に不具合が発生することがあります。こうした事例の多くは、下地処理の不足や材料の選定ミス、施工時の気候条件など、基本的な部分に原因があります。ここでは、食品工場で実際に見られる失敗事例をもとに、注意すべきポイントを紹介します。
- 施工後すぐに膨れや剥がれが発生したケース
ある食品工場では、施工から数ヶ月で床の一部に膨れが発生し、やがて塗膜が剥がれ始めるというトラブルが起きました。調査の結果、コンクリート内に水分が残ったまま防水材を塗布していたことが原因でした。水分が蒸発する過程で気泡となり、防水層の内部に膨れを作ってしまったのです。
このようなトラブルを防ぐためには、施工前に下地の乾燥状態を正確に確認することが欠かせません。必要であれば、数日間かけて乾燥させたり、吸水調整剤を使用することもあります。
- 使用環境を考慮しない材料選定の失敗
別のケースでは、耐薬品性に乏しい塗料を使ってしまったことで、洗浄時に使用する強アルカリ性の洗剤によって塗膜が溶けてしまった事例もありました。防水材や塗料は、それぞれ特性が異なるため、食品工場の使用環境に合ったものを選ぶことが非常に重要です。
たとえば、高温の湯を使う工程がある場合は耐熱水性、消毒作業が日常的にある場合は耐薬品性の高い材料が求められます。工場内の作業内容を詳しく把握し、それに対応できる仕様を選定することが、失敗を避けるための基本です。
■ 食品工場に最適な床材と塗料の選び方
食品工場の床には、防水性能だけでなく、耐熱性や抗菌性、清掃のしやすさなど、さまざまな機能が求められます。そのため、工場ごとの使用環境や作業内容を十分に把握し、適切な床材や塗料を選定することが、快適で衛生的な作業環境をつくるうえで重要になります。ここでは、食品工場で採用されることの多い塗料とその特徴を紹介します。
- 耐熱水性・抗菌性を持つ床材の特徴
食品工場では、調理や洗浄作業で高温の湯が使用されるため、床材には耐熱水性が求められます。さらに、衛生管理の観点からも、抗菌性が高い塗料を使用することで、細菌の繁殖を防ぎやすくなります。
たとえば、水性硬質ウレタンは水性塗料でありながら無臭で難燃性があり、耐熱水性と抗菌性を兼ね備えている点が特長です。熱水や蒸気の影響を受けにくく、厨房や食品加工エリアでの使用に適しています。抗菌剤が添加されているタイプの塗料を選ぶことで、衛生面のリスクをさらに低減できます。
- MMAや水性硬質ウレタンの活用事例
MMA(メチルメタクリレート)樹脂は、非常に速乾性に優れており、施工後わずか1時間で歩行可能になるため、ラインを長期間止めることができない食品工場で重宝されています。-30℃の低温でも硬化可能なため、冷凍・冷蔵室内の施工にも適しています。
一方で、水性硬質ウレタンは、施工中の臭気が少なく、人体への影響が抑えられることから、閉鎖空間での施工や営業時間中の改修工事にも向いています。両者ともに用途や施工環境によって使い分けることで、より効率的で長持ちする床づくりが可能になります。
■ 施工前に確認しておくべきポイント
食品工場の防水工事は、衛生面・安全面に直結する重要な工事です。そのため、施工の成功率を高めるには、実際の作業に入る前の「事前準備」が欠かせません。特に、使用環境や生産スケジュールとの兼ね合いを考慮し、工場の運営に支障が出ないようにすることが求められます。ここでは、施工前に押さえておきたい確認事項を整理します。
- 使用環境に合わせた材料選定
工場内の温度、湿度、使用される薬品、熱水の有無などによって、適した床材や防水材は大きく変わります。たとえば、冷蔵・冷凍庫であれば低温でも硬化可能なMMA樹脂、高温水が使われる調理場であれば水性硬質ウレタンなど、用途に応じた材料選定が不可欠です。
また、食品を扱う環境では臭気の強い材料を避ける必要があるため、無臭または低臭タイプの塗料が選ばれることもあります。使用環境を詳しくヒアリングし、それに合った仕様を選定することで、後のトラブルを未然に防ぐことができます。
- 工事スケジュールと生産ラインの調整
防水工事は施工中に床が使えなくなるため、稼働中の工場では生産ラインへの影響が課題になります。とくに食品工場は24時間稼働しているケースも多く、作業時間の確保が難しいこともあります。
そのため、あらかじめ工程を細かく調整し、工事が最も影響を与えない時間帯を見極める必要があります。短時間で硬化する塗料を採用したり、施工範囲を数回に分けるなど、柔軟な対応が求められます。現場の状況をよく把握したうえで施工計画を立てることが、トラブルのない防水工事につながります。
■ 株式会社レジンテクニカの防水・塗床工事への取り組み
食品工場の防水工事では、見えない部分まで丁寧に施工することが、長持ちする床づくりにつながります。株式会社レジンテクニカでは、名古屋市を拠点に、下地処理から仕上げまで一貫して自社施工で対応しています。床工事に特化した技術と経験をもとに、現場の状況や用途に応じた最適な工法を提案しています。
- 自社施工による一貫対応と品質管理
工事の工程すべてを自社で一貫して行うことで、品質管理の精度が高まり、細かな要望にも柔軟に対応できます。特に、防水工事では下地処理の精度が重要です。当社では、専用の研削機を使って劣化したコンクリート面を丁寧に処理し、防水材がしっかりと密着するように下地を整えています。
材料の選定においても、用途や使用環境に合わせて耐熱性・耐薬品性・抗菌性など、必要な性能を備えた塗料を使い分け、食品工場の厳しい条件に対応できる施工を行っています。
- 名古屋を中心とした豊富な施工実績
20年以上にわたって、愛知県内を中心にさまざまな業種の工場や倉庫で施工を行ってきました。食品製造業はもちろん、自動車関連産業や物流施設など、用途ごとに異なる要求に応じた塗床・防水工事を数多く手がけています。現場に応じた対応力と施工スピードには、多くのお客様から高い評価をいただいています。
- 下地処理からこだわる床工事の強み
床の耐久性は、見た目よりも“基礎”の仕上がりに左右されます。株式会社レジンテクニカでは、防水材を塗る前の下地処理に特に力を入れています。段差の補修や劣化面の研磨を丁寧に行い、表面の密着性を高めることで、塗膜が長持ちする床を実現します。
現場によっては、代表自らが足を運んで状態を確認し、使用環境に最も適した工法を提案することもあります。こうした細やかな対応が、安定した仕上がりにつながっています。
■ まとめ
食品工場における防水工事は、床の耐久性や衛生管理、安全確保に直結する重要な工事です。水や薬品、熱などにさらされる環境では、適切な工法と材料の選定だけでなく、その前段階となる下地処理が非常に大きな意味を持ちます。施工後すぐに問題が起こらないようにするためには、見えない部分の丁寧な準備が欠かせません。
ウレタンやMMA、水性硬質ウレタンなど、食品工場に適した塗料にはそれぞれ特性があります。現場の使用条件や作業内容に応じて最適なものを選び、スケジュールや稼働状況を踏まえて施工計画を立てることが、失敗しない工事の第一歩となります。
株式会社レジンテクニカでは、塗床や防水工事を自社施工で対応し、名古屋市を中心に食品工場をはじめとしたさまざまな施設での実績を積んできました。下地処理にこだわり、現場の声に耳を傾けながら、機能性と耐久性を両立する床づくりを行っています。
防水工事に関してご相談があれば、お気軽に以下よりお問い合わせください。
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2025.12.09
その対策、逆効果かも?冬に悪化する工場床...
冬場になると、工場の床にひび割れが目立つようになったと感じたことはありませんか。とくに寒暖差が激しい地域では、コンクリート床に微細なひびが入ったり、それが徐々に拡大してしまったりすることがあります。ひび割れを見つけて応急的に補修しても、なぜかすぐにまた割れてしまうというケースも少なくありません。
実は、冬の時期に行う補修作業には注意が必要です。気温や床材の特性を理解せずに処置を行うと、かえってひび割れが進行する場合もあるためです。
この記事では、冬に工場床のひび割れが起きやすくなる理由や、対策として気をつけるべき点、さらには誤った補修方法のリスクについても詳しく解説します。実際の現場で役立つ床材や施工の工夫もご紹介していきますので、これから補修や塗床工事を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
■ 冬に工場床のひび割れが増える理由とは
冬になると、工場床のひび割れが目立つようになるのには明確な理由があります。気温の変化や湿度の低下、床材の性質など、いくつかの要素が重なることで、床の劣化が進行しやすくなるためです。この章では、冬場にひび割れが起こる原因について、代表的な3つの要素に分けて詳しく解説します。
- 寒暖差による収縮と膨張
気温の変化が大きい冬場は、コンクリートやモルタルといった床材が、日中と夜間の寒暖差で伸縮を繰り返します。とくに冷え込みの激しい朝晩は、素材が収縮して微細なクラック(細かなひび)が発生しやすくなります。一見目立たないこれらのひびも、繰り返される伸縮によって徐々に拡大していきます。
また、外気と室温との差が大きい工場内では、局所的にひび割れが発生しやすくなる傾向もあります。フォークリフトなどの機械が頻繁に行き交う床では、すでにできた微細なひびに振動や衝撃が加わることで、ひびがさらに広がる原因となります。
- 床材の性質と気温の関係
床に使用されるコンクリートやモルタルは、気温が下がることで乾燥しやすくなり、表面に細かな亀裂が生じやすくなります。冬の乾燥した空気は、床の表層水分を奪い、早期にひび割れが起こる要因になります。さらに、施工時の気温が低すぎると、塗料や樹脂の硬化がうまく進まず、十分な強度を得られないまま使用されることもあります。
このように、気温と湿度のバランスが床材の性能に大きな影響を与えるため、冬場の施工や点検には特に慎重さが求められます。
- 結露や凍結による影響
冬の時期、工場の出入口付近や外気に近い場所では、床面が冷えて結露が発生することがあります。この水分がひび割れや目地などに入り込み、さらに気温が下がることで凍結すると、内部から圧力がかかり、床材が破壊されることがあります。いわゆる「凍害」と呼ばれる現象で、目に見えない内部のダメージが蓄積されると、表面に大きなひびが現れるケースもあります。
とくに冷凍・冷蔵倉庫のように極端な低温環境では、これらの凍結ダメージが進行しやすいため、定期的なチェックと保守が重要です。
■ ひび割れの放置が引き起こす問題
工場床のひび割れを見つけても、すぐには影響が出ないように見えるため「そのままにしておいても問題ないのでは」と思われることがあります。しかし、小さなひびでも放置することでトラブルに発展し、結果として修繕コストや稼働効率に大きく影響することがあります。この章では、ひび割れを放置することでどのようなリスクが生じるのかを解説します。
- 安全性の低下と転倒リスク
ひび割れのある床面は、見た目以上に滑りやすく、段差や欠けが生じている場合には、作業者がつまずいて転倒する可能性も高まります。特に、荷物を運搬中やフォークリフトが通行するルート上にひび割れがあると、安全管理上の重大な問題になりかねません。
また、ひびから剥がれた細かな破片が床面に残ることで、作業現場の衛生環境にも影響を及ぼすことがあります。特に食品を扱う工場では、異物混入のリスクとして見過ごせません。
- 設備や製品への悪影響
床のひび割れが進行すると、床の凹凸により搬送機器やフォークリフトが振動を受けやすくなります。これにより、運搬中の製品に傷がついたり、振動によって設備に負荷がかかり、不具合を招くこともあります。
とくに精密機器や重量物を扱う現場では、床の状態が機器や製品の品質に直結するため、見過ごすことはできません。小さなひびでも、製造工程や品質管理に悪影響を与える可能性があることを理解しておく必要があります。
- 補修費用の増加リスク
ひび割れを放置しておくと、範囲が広がるだけでなく、床材の内部構造まで傷んでしまうことがあります。このような状態では、表面を塗り直すだけでは十分な補修ができず、場合によっては床材の斫り(はつり)や全面の再施工が必要になることもあります。
初期段階で対処していれば数時間で済んだ工事が、広範囲に及ぶ修繕となると、工場の稼働を止めなければならないケースも出てきます。結果的に補修コストが大きくふくらみ、計画外の支出につながる可能性が高まります。
■ 冬にやりがちな逆効果な補修とは
工場床のひび割れが目立ってくる冬場には、応急的な補修を試みるケースも少なくありません。しかし、気温や床材の状態を十分に考慮せず行われる補修は、かえって状況を悪化させることがあります。この章では、冬によく見られる補修の失敗例と、その背景にある問題点について具体的に紹介します。
- 気温を無視した施工の失敗例
塗料や樹脂には、適正な施工温度が設定されています。冬のように気温が低い時期には、硬化時間が極端に遅くなったり、仕上がりが不均一になったりすることがあります。特に、一般的なエポキシ樹脂は5℃以下では硬化反応が不安定になるため、施工後に表面がベタついたまま固まらず、強度不足につながることがあります。
実際に、冬場に無理やり施工した結果、すぐに再びひび割れが起きたり、塗膜がはがれたりする例も見受けられます。施工環境の温度管理を怠ると、せっかくの補修も効果が長続きしません。
- 適さない材料選定による再劣化
ひび割れ補修に使われる材料は多種多様ですが、冬の気温や湿度に適していないものを選ぶと、十分な接着力や耐久性を発揮できません。たとえば、水分を多く含む床材や結露が発生している場所に、通常の塗料を使用すると、塗膜の内部に気泡ができたり、剥離の原因になります。
また、強度の高い材料であっても、温度による収縮に弱いものを選んでしまうと、翌年以降の冬に再びひびが入る可能性が高まります。材料選びでは、冬の環境下でも安定して性能を発揮するかどうかを確認することが重要です。
- ひび割れの上塗りによる見えない進行
ひび割れ部分を下地処理せず、そのまま塗料を上から塗るだけの補修は、一時的に見た目がきれいになったように見えます。しかし、ひびの中に残った水分やほこり、脆くなったコンクリートが原因で、補修後も内部で劣化が進行しているケースがあります。
このような表面だけの処置では、数週間〜数か月後に塗膜が再び割れたり、剥がれたりするリスクが高まります。とくに冬場は乾燥が不十分になりやすいため、ひびの深さや周辺の状態をしっかり確認したうえで、下地から丁寧に処理することが必要です。
■ 工場床のひび割れを防ぐための対策
冬場に起こる工場床のひび割れは、適切な対策を講じることである程度防ぐことが可能です。ポイントは、施工前の下地処理、環境に適した材料の選定、そして施工タイミングの見極めにあります。ここでは、ひび割れを未然に防ぐために押さえておきたい基本的な対策を紹介します。
- 下地処理の丁寧な実施
ひび割れを防ぐうえで最も重要なのが、施工前の「下地処理」です。床面に残る汚れや古い塗膜、微細なひびをそのままにして塗装を行うと、新しい塗料が密着せず、すぐに剥がれたり割れたりする原因になります。
研削や研磨によって表面を均一に整えることはもちろん、ひびの内部まで適切に処理することで、床材が持つ強度をしっかりと発揮できます。とくに冬のように床が乾燥しやすい時期は、目に見えないレベルの浮きや脆弱部分が増えている場合もあり、下地処理の質が工事全体の仕上がりを大きく左右します。
- 温度変化に強い塗料の選定
冬の施工には、寒さに強い床材や塗料の選定が不可欠です。たとえば、-30℃でも硬化が可能なMMA樹脂や、低温環境に対応した速硬化型の塗料であれば、気温の低い時期でも安定した仕上がりが期待できます。
こうした塗料は、硬化時間が短く、早期に歩行や使用が可能になるため、工場の稼働を止めたくない現場にも適しています。さらに、耐衝撃性や耐薬品性など、使用環境に応じた機能を備えた塗料を選ぶことで、冬に限らず長期的な床の保護が可能になります。
- 施工時期の見極め
気温が著しく低い日や湿度が高い日は、施工を避けた方がよい場合もあります。とくにコンクリートの乾燥や塗料の硬化に影響を与える気象条件では、工事の品質に直接かかわってきます。
事前に天気予報や室温、床面の温度を確認したうえで、安定した条件のもとで施工を行うことが、ひび割れを防ぐためには効果的です。また、どうしても冬季にしか工事が行えない場合には、施工環境を整えるための養生や加温措置を講じるなど、ひと手間かけることが重要です。
■ 冬の施工に適した床材と工法
寒さが厳しい冬の工事では、低温下でも安定して使える床材と、それに合った施工方法を選ぶことが欠かせません。気温が5℃を下回る環境では、一般的な塗料では硬化不良が起きやすく、十分な耐久性を確保できないこともあります。ここでは、冬季施工に適した床材や工法について詳しく見ていきます。
- MMAや低温対応塗料の特徴
MMA(メチルメタクリレート)樹脂は、冬場の施工に適した塗料として多くの現場で使用されています。-30℃の低温でも硬化が可能で、施工から1〜2時間程度で歩行が可能になるほど速乾性に優れている点が大きな特長です。
冷蔵・冷凍設備がある現場や寒冷地での工事では、このような特性を持つ塗料がとくに有効です。加えて、耐薬品性・耐摩耗性にも優れているため、食品加工場や薬品工場など、高い性能が求められる現場にも対応できます。
- 短時間で硬化する塗床工事の利点
気温が低い季節でも、床を長時間使用できない状態にしておくのは現場の運用にとって大きな負担です。こうした状況では、短時間で硬化する床材を選ぶことで、作業の中断を最小限に抑えることができます。
たとえば、MMA以外にも速硬化性を持つ水性硬質ウレタンなどがあり、用途や環境に応じて使い分けが可能です。稼働を止められない工場や倉庫でも、適切な工法を用いれば短期間での施工が実現できます。
- 使用環境に応じた床材の使い分け
気温だけでなく、使用する現場の条件に応じた塗料選びも重要です。たとえば食品関連の施設では、抗菌性や耐熱水性が求められる一方、物流施設では耐摩耗性や衝撃への強さが重視されます。
こうしたニーズに応じて塗料を選ぶことで、施工後のひび割れや剥がれといったトラブルを未然に防ぐことができます。素材の特性を把握したうえで適切に使い分けることが、冬季でも品質の高い仕上がりを実現するための基本です。
■ 株式会社レジンテクニカが行う工場床ひび割れ対策
冬場のひび割れ対策には、現場の状況を見極めたうえでの施工が欠かせません。株式会社レジンテクニカでは、寒冷期でも安定した施工品質を保つために、材料の選定から下地処理、仕上げに至るまで自社で一貫して対応しています。この章では、当社がどのように工場床のひび割れ補修に取り組んでいるのかをご紹介します。
- 下地処理から自社で対応する強み
ひび割れ補修や塗床工事において、下地処理は非常に重要な工程です。株式会社レジンテクニカでは、床の状態を見極めながら、研削や研磨などの下地処理を丁寧に行うことで、塗料の密着性を高め、長期間にわたり耐久性のある仕上がりを実現しています。
作業はすべて自社スタッフが対応しており、床の状態を正確に把握したうえで工程を進めることが可能です。外注に頼らないことで、施工の質とスピードを両立しやすくなります。
- 使用環境に応じた塗料の提案力
当社では、床の使用環境に合わせた塗料の提案を重視しています。たとえば、冬季の施工が必要な工場には、低温でも硬化するMMAや水性硬質ウレタンなど、耐寒性に優れた床材を使用します。また、食品工場や物流倉庫など、求められる性能が異なる施設に対しても、抗菌性・耐摩耗性・耐衝撃性など、最適な性能を持つ塗料を選定しています。
多数の現場経験をもとに、それぞれの課題に応じた材料選びができる点が、当社の強みです。
- 短工期での仕上がりを実現する理由
工場や倉庫の現場では、できるだけ稼働を止めずに施工を終えたいというご要望が多く寄せられます。当社では、事前の現地調査と段取りを丁寧に行うことで、短期間での施工を可能にしています。実際に、条件がそろえば半日〜1日で完了できる現場もあります。
スピードを重視しながらも、品質を落とさないために下地処理から仕上げまで一括で管理していることが、安定した工事を実現できる理由の一つです。
■ まとめ
冬場にひび割れが発生しやすい工場床は、気温変化による素材の伸縮や結露・凍結の影響など、複数の要因が重なることで劣化が進行しやすくなります。見た目には小さなひびでも、放置すれば安全性の低下や設備への悪影響、そして修繕費用の増加といった問題につながることがあります。
とくに注意したいのが、冬の施工に適さない塗料や工法を用いた補修です。気温に合わない材料を選んだり、下地処理を省略したまま塗り重ねてしまうと、補修後すぐに再劣化するリスクが高まります。
こうした状況を防ぐためには、冬の施工条件に適した床材の選定と、丁寧な下地処理が欠かせません。株式会社レジンテクニカでは、使用環境や季節を考慮した材料選びから、下地処理・施工・仕上げまでを一貫して自社対応しています。床の状態に応じて適切な工法を判断し、品質とスピードを両立した施工を行っています。
冬場に工場床のひび割れが気になりはじめた際には、まず現場の状況を確認することが大切です。気になる症状がある場合は、専門的な視点から状態を診断し、適切な対応方法をご提案いたします。施工をご検討中の方は、下記よりお気軽にご相談ください。
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