おはようございます。
工場の塗床専門、名古屋のレジンテクニカ今野です。
暑さも和らぎ、秋を感じる今日この頃、冬に向けて寒さ対策を講じて品質管理を行いすすめてまいります。
本日は愛知県岡崎市での食品加工工場での塗床工事となります。
施工前状況はこのようになります。
今回の件ですが、補修箇所の補修工事となります。考
えられる原因としまして、下地処理不足での接着不良による剥離が考えられます。
塗床工事の難しいところですが、仕上げをしてしまうと同じに見えるという点になります。仕上げ工程は同じなので、一見同じにみえますが、下地処理作業を蔑ろにすると早期での剥離や不具合に直結します。今回の施工してある材質は水性硬質ウレタンといって、食品加工工場では適正な材料でしたが、下地処理不良によって剥離がおきていました。
適切に処理を行い工事を進めて参ります。

今回の施工では、塗膜接着を改善するため既存の塗膜を完全に撤去し研磨、かき込み目地処理を行い仕上げ工程と進めていきました。今回使用している水性硬質ウレタンの施工ではかき込み目地が重要となります、幅と深さが決まっていますので適切な処理を行うことが必須となります。
水性硬質ウレタンでも一部の材料はなしでも大丈夫という物もありますが、なくても大丈夫なように引っ張りが弱く接着性が悪いというものもあります。下地塗膜がある程度しっかりしていれば大丈夫との事ですが、おススメはできないものになります。
水性硬質ウレタンの主な施工場所としては、水を扱う食品加工工場や、背面水圧がかかり既存の塗装が水ぶくれをおこしてしまっている工場などがあげられます。材料の特徴として熱による収縮が少ないためエポキシなどの樹脂に比べて収縮による割れが起きにくいものになります。なので、温水や熱水などを扱う会社様はもちろん冷凍庫などにもオススメな素材となります。
工場の塗床でお困りの会社さまは勿論、ゴムチップやFRPなどの樹脂工事は名古屋のレジンテクニカまでお問合せください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは、今日も良い一日をお過ごしください。